雨の中、ホントにお疲れさまでした。

■ 2003年 旅行日記 小樽・札幌編2 ■

9月13日。

うー、ネムイ……

時間は6時。そろそろ起きて準備しないと、電車の時間に乗り遅れる……
昨日、盛り上がり過ぎて、
肉肉肉肉肉肉酒酒酒酒(@▽@)肉肉肉肉肉酒酒肉酒肉、
とかだたからなぁ(ぉ(笑)

眠気眼のままテレビを付けてみると……げげっ、台風が!
窓の外から見てみると、うわー、雲の動き、速いなぁ……雨もぽつぽつと……
でも、行かないと……

テレビでの天気予報では、14日朝6時に札幌直撃らしい……マジか……
これは、ちょっとTEE PEEは諦めないといけないのかなぁ。
などと思いながら、いそいそと着替える。

7:10にホテルをチェックアウト。
タクシーに乗り込んで駅前に行く間にも、どんどん雲行きは怪しくなっていく。
運転手さんも大変不安に思ってるらしい。
北海道にくる頃には、だいぶ勢力は衰えるんだけどねえ……とは、運転手さんの言葉。
そうあってほしいなぁ。

7:32発小樽行き普通列車に乗り込んで、札幌を後にする。
そして8:30。

小樽到着〜

ヨシ、ガンバッテカンコウスルゾーーーー(A ̄■ ̄;)

お店はまだどこも開いて無いので、とりあえずロッカーに荷物を預けておく。
まずはサンビルを写しておく。ここに、エンゼルは移ったらしい……。
行ってみると、どうやら9:00から開店らしい。
ちょっと他のとこ行ってみるか。

もともと喫茶エンゼルがあった所に行ってみると……
跡形も無く破壊されてサラチになってました(汗

三角市場を通り過ぎて、船見坂へ。
ここは、様々な絵画の題材になったり、ドラマで使われた、
小樽の有名な坂だ。
しかし……車多いなオイ……
ここ、どうも車の抜け道になってるらしい。
坂の上から写真を撮ろうにも、車が途切れない……やれやれ。
後に乗る人力車の人に聞いた所、民家が多い事も関係してるのだそうです。

とりあえず、
喫茶エンゼルに入ってみる。
何だか凄くお腹がすいてたので、
カレーライスセットを頼んでパクパク。
適度な量で、朝ご飯にちょうどいい感じ。
喫茶エンゼルは、前にあった所よりも幾分広く感じた。
まあ、向こうは2階もあったらしいから、それに比べると狭くなったのかもしれないけど。
30分くらい寛いで外に出てみると……

ゴオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!

…………………………………………………………………………
うわーお……( ̄▽ ̄;)

とんでもない雨です。途中まで傘さしてましたが……いかん、もうだめだ、レインコート
にしよう。
まさか、レインコートがこんな事で役に立つなんて……。
雨も風も盛大に出血大サービスの中、なんとか歩きながら運河プラザや建物を写し、
国道ぞいに歩き運河を撮影小樽運河工芸館へ。
途中ですれ違った人の傘が、もののみごとにヘシ折れる。

……もう笑うしか無いなコレハ。

■ 小樽運河工芸館 ■

小樽観光定番のガラス工芸のお店
しかし、こんな雨でも、私のような人間はいるようです。
結構、観光客が多いのにはビックリ。
ここでは、バーナーワークの見学、
工房の見学も行える。バーナーワークの工房では
フラッシュ禁止なので、覚えておきましょう。
ちなみに、溶けたガラスを入れておく窯は、定期的に入れ替えているのではないらしいの
で、どの時期でも見学不可になる場合があるらしいので、注意です。
ここの見学の後、屋上のノートにイラストつきで書き込みをする。
見てくれた人、イルカナ?

運河をてくてく歩いていると、
人力車のお兄さんに声をかけられた。

「どうでしょう、おためし2000円、30分3000円ですが」

うーん、30分3000円か……ちと高いかも……でも、このまま歩いてもなー。
という事で少々悩んだものの、運河の見える定番の橋を終点として、色々と人力車で巡っ
てもらう事にした。

まずは、
80年前あたりに作られた鉄筋コンクリートの建物へ。
このあたりは、観光化された場所と違い、昔の運河の面影が少し残っている所らしい。
映画「男はつらいよ」でも登場しているらしい。
しかし、雨が凄いな……
水位も上がってて、運河に唯一船で海から入ってこられる橋も、水位が高くて船の運行は
完全ストップ。
このへんの波止場は、歴史的に重要として、重要建造物となってるのだそうです。

……などと話ながら、人力車のお兄さん、次のスポットへ。

馬車が荷物を乗せて通っていたという通路へ。
この辺はこういった道がよく残っているらしい。
明治時期に建てられたというこの
木造家屋のように、昔ながらのものが風化せずに残って
いるというのは、結構珍しいのだそうだ。

あれ?

小樽の建物の一部が、補修工事の最中らしい。
へえ、石組みの倉庫って、
完全に石を組んだだけじゃないんだ……。
石の倉庫は、木造の作りの上に、石を張り付けたような感じで建てられているのだそうだ。
これはおそらく耐久性と、そして耐火性のためだろうと思われるが……。
これも、なかなか見られないものなのだそうだ。
ちなみに、○の中に越という字がある屋号は、新潟から来たという商人の印しなのだそうだ。

ふと横を見てみると、海猫屋、というお店が目に付いた。
ここも、有名なお店だ。

■ 海猫屋 ■

小林多喜二の小説「不在地主」の舞台として描かれた所。
もともとは磯野商店の倉庫を再利用して営業されている。
少々分かりにくいので、行く時には地図を確認のこと。
料理はにしんのマリネなど、小樽の魚介を使った料理が中心。

住所:小樽市色内2-2-14
電話:0134-32-2914
営業時間:12:00〜21:30


人力車は
日銀通りへと進む道路へ。
ここで、
銀行関連の建物を写していく。
雨だと言うのに、観光バス、運行してます。凄いなぁ……( ̄▽ ̄;)

終点につき、お金を払ってアンケートハガキをもらう。
いや、30分3000円って高いかなと思ってましたが、これなら、まあいいか、という感じ
です。
結構楽しかったですよ。
小樽のお立ち寄りの際は、よろしければどうぞ。
今回のように雨が降って寒い時は、カバーをかけて、毛布まで貸してくれます。
結構快適ですよー。


駅で少し休憩……ふう。


ホームへと行くが、ロッカーに預けた荷物を忘れてた事に気がつき、慌てて取りに戻る。
やれやれ……。
なんとか予定10分前に電車に乗り込み、12:01分出発。札幌へ。
ここでも、うっかり寝過ごすとこデシタ。うーん、もう少し寝ないとアカンな、ヤハリ。

札幌で少し寛ぎ、13:10に駅構内の「six-One-half」というお店で「おむとんセット」
を頼み、テイクアウトにしてもらう。
ちなみに、この横は「味の時計台」という有名なラーメン屋の支店。

13:30に特急ライラック9号で一路旭川へ。


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