【鬼切役奇譚】 ちょっとおさらい。 舞台は西暦3001年の日本。 科学技術の発達が、空間の歪みと平行世界との連結という大きな変化をもたらし、 そこから現れた、近代兵器を毒ガスから核兵器まで全て無効化する「鬼」によっ て、NATO軍とアメリカ軍が壊滅状態に陥ってしまう。 人々が窮地に立たされる中、世界中に英雄の名前をーある者は意図的に、そして あるものは偶然にー名乗る者達が電撃的に現れる。 彼等によって鬼たちは撃退され、人類は九死に一生を得る事となる。 それまでオカルトのごとく嫌われていた彼等はその時始めて認知され、各国にて 鬼を倒すべく専門機関を立ち上げる。 近代兵器や銃火機を全て無効化する鬼を倒す術はただひとつ。 【器】と呼ばれる物質で武器を造り、肉弾戦を挑むしかない。 歪みの向こうの平行世界にいる【神様】からそれらを譲り受け、また器を使いこな すだけの才能と霊的強靱性、血と魂の濃さを持った彼等は、自らを【器使い】と名 乗った。 そして、その器使いの『最強の双璧』がEUを束ねる【円卓の騎士=シヴァリース】 と、中国の崑崙に拠点をおき、中国政府と対立を深める【崑崙山】。 この二大勢力が牽引する中、西暦3000年を超え懐古主義が街中を覆う日本にも、 数は少ないながらも器使い集団が誕生する。 西日本を束ねる者達は自らを【新選組】と名乗った。 そして、東にも、富士山における決戦で生き残った者達が、蒼真武と、葛乃葉美姫 そして頼光四天王を中心として機関を結成する。 名を【鬼切役】という。 そして、この鬼切役の結成から四年後、とある鬼の軍勢が日本侵攻と鬼神【大嶽丸 (おおたけまる)】復活の機会を狙っていた。 その者達は、鬼女【紅葉(くれは)】とその四天を筆頭とした、日本古来の伝承に 伝えられた鬼たちだった。 彼等の企てを阻むため、日本には世界から国境や信条を超えて器使いが集結する。 この物語は、その鬼切役の器使いのひとり、柊誠と、彼等を取り巻く器遣い達や 鬼と、その歴史と変遷の物語である。 おさらいおわり。 私が初めて書きはじめた小説ですが、もう書きはじめから四年も経つんですね。 元々はキャラクターの創作やキャラデザインの練習の題材として書きはじめた ものなので、かなーり物語自体がおかしげな展開になってきているような気が してます(汗) なので、いっそ書き直そうかなぁなんて考えている今日この頃です。 日輪機なんていう器で造ったロボまで出て来ましたしねー( ̄▽ ̄;) で、 今回は、男だけで固めてみました。 最近は女の子ばかり描いていてバリエーションも少なかったので、小説キャラ のおさらいと男の描き分けって事を念頭に構成してます。 中央が主人公の柊誠(ひいらぎまこと)。左が蒼真武(そうまたける)、右が 鷲王(わしおう)、その上がミハイル(アーサー王)、銃を構えているのが 御月陽(みづきひなた)、その左がナタク、右上部が塚原卜伝。 彼等は、日本、中国、EU、アメリカの重要なキーパーソンです。 主人公の誠は、平安においてその名を知られた物凄い「将軍」の血を色濃くひ いています。 卜伝さんがえらい悪人顔になた……orz(w 鷲王が鬼に落ちてイッチャった表情はいいカンジでお気に入りですw ちなみに、この小説のヒロインは、2005年12月現在、HPエントランスでねこみ みキャップつけてる少女、楠水波(くすのきみなみ)ちゃんです。 ヘタレ巫女ですが、小説では前鬼・後鬼を使役する事に成功したスーパー巫女ち ゃんになっちゃってますw 2005年12月11日
修羅場BGM ♪ YUI『LIFE』 ♪
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