2007「刀語ーカタナガタリー」

講談社BOXという文庫本があります。
一つ一つの本をボックスカバーしてある贅沢な本なのですが、
その本の中で、月一発売されているのが、「刀語 カタナガタリ」
です。
原作は、「戯れ言シリーズ」でメジャーデビューした西尾維新
さんで、竹さんイラストというコンビです。

四季崎記紀が作り出した十二本の「変態刀」を手にれる為、
家鳴将軍家尾張幕府直轄預奉所軍所 総監督 奇策師とがめは、
虚刀流七代目当主 鑢七花を訪れる……
という所から始まるこの物語ですが、そこは西尾維新さんの書かれる
小説ですから、シチュエーションや名前がただ事じゃなかったり、
至る所に漫画ネタとかオタクネタがちりばめられていて、時代劇
かと思ったら全く違う面白い雰囲気を持つ小説に仕上がっています。
しかも、主人公は剣士でありながら、「刀を使わない剣士」だったり
するあたりなんとも西尾維新さんらしい。っていうかそれただの格闘家
と呼ぶのd..(以下略
西尾維新さんの小説は、独特言葉の掛け合いと突飛とも思える意外な
(ある意味予想通り)な演出が続くので、好きな人と嫌いな人が
はっきり分かれている作家さんでもあったりします(笑

そんな小説を読んでいて描きたくなってしまったので、今週のイラスト
と言う事で制作しました。
竹さんのある意味記号化されたイラストと違い、リアルにイメージを
伝える感じの私のイラストで描くと、とがめと七花はこうなります(笑

ちなみに七花は髪の毛フェチです(笑

 

2007年9月30日