211112ヒット記念「鬼」

今回は、鬼というテーマーでキリ番リクを受けましたが、鬼だけ、ではちょっと
寂しいなと思って、色々と詰め込んで詰め込み過ぎて時間がかかった一枚です(笑

モデルは「前鬼・後鬼」という鬼ですが、はい全然見えませんね(笑
剣を持っているのが前鬼ちゃん、大きいのが後鬼パパ(ぉ。
娘にちょっかい出そうとするとパパが出てきて捻り殺します。嘘です(笑
決してカタカナで「ゴキパパ」と言わないようにw
大きなアレに間違われます(笑

本来の設定では、、修験道の開祖である役小角が従えていたとされる夫婦の鬼で、
前鬼が夫、後鬼が妻で、前鬼は赤鬼で鉄斧を持ち、妻の青鬼の後鬼は水の瓶を
持っているそうです。

今回のものは、鬼という設定に、三種の神器を組み合わせてオリジナルの鬼ちゃん
たちに仕上げました。
設定は元ネタに敬意も払わずメチャクチャです(笑

三種の神器とは、草薙の剣、八坂瓊の勾玉(やさかにのまがたま)、そして
八咫鏡(やたのかがみ)です。
勾玉というと、皆さんヒスイを思い浮かべると思うのですが、三種の神器の
勾玉は、八坂瓊と書かれています。
八坂とは、「たくさん、すごく大きい」という意味、また瓊とは、「赤い瑪瑙」
の事をさしています。
つまり、三種の神器の勾玉は、赤メノウの巨大な玉だったようですね。
草薙の剣に刻まれているのは「神日本磐余彦尊(かむやまといわれびのみこと)」
ぐぐって調べてみましょう。
高天原から天降ったニニギの曾孫で伝説の人の名前です。
草薙の剣は、落ち延びた平家が徳島県の剣山へ埋めたと言う伝説が残って
ますが、壇の浦で平家とともに沈んだとするのが正しいでしょうね。

天照大神が瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)に授けたといわれるのが八咫鏡。
今では伊勢神宮にレプリカがあるようです。

鏡は太陽、勾玉は神聖、剣は権威を表しているのかもしれませんね。
勝手な憶測ですが(^^;)


まー、このへんの元ネタは、さらっと流しましょう(笑

 

2008年6月14日