241000ヒット記念 十七夜月 遥

今回のキリ番は、「False Island」のキャラクターの依頼で
一枚描かせて頂きました。
大剣持ちの女子高生の魔法使いと言うまた面白い設定の女の子
でしたが、楽しく描かせて頂きました。
設定では髪の毛は黒ですが、リク主さんのご要望で、赤茶系に
まとめてみました。
今回はバトルスーツを着込んでの参加ってことでしたので、
そこそこ色っぽくバトルに耐えられるスーツといった感じで
デザインしました。
剣の方は、ファンタジーと言いながら、「科学剣」の面も
備えているようなので、多少機械っぽくしています。
魔法を打ち出す時は、柄近くにある螺旋ドリルが回転して力を
発生させ、それを先端に集約して打ち出す仕組みになってます。

個人的には、うまくまとまったかなと思うデザインですね。

 

2010年5月2日

 

【nineさん用プロフ画像】



   



【キャラ設定はこちらです】

☆ 十七夜月 遥 ☆

愛称 ハルカ
種族 人間
性別 女性
年齢 17
守護 熱血ガリバーヴォルク
かのう はるか。


“其は夜を統べる月の女王”

彼女は代々続く、魔法使いの家系に生まれた、魔女である。
その魔術の源流は古代ギリシャに遡るとか。
先祖はローマ時代にブリテンへと渡り、その後、幾世紀を
経て日本に来たのだという。

普段はごく普通の、女子高生。
しかして魔法を扱う力を持つために、さる組織のエージェン
トをやらされていたりもする。
担当は主に様々な現象、遺跡、異世界の探索、調査。界を渡り、
次元を超え、さまざまな場所に人使い荒く派遣されている模様。
はたして単位は大丈夫なのか心配だが、そんな事は聞くだけヤボ。

魔女である自分と区別をつけるため、学校では伊達眼鏡を掛け
ている。
腰まで届く長い黒髪に、傍目には儚げな顔立ち。
一見すると深窓の令嬢のよう、けれども性格はわりと勝気で強気。
そのクールな言動と裏腹に、ちょっと抜けている所があるのはご
愛嬌。
乙女趣味は無いものの、可愛いものには比較的に弱かったりする。

周到な計画を立て、スマートにそれを実行。
万難を排して目的達成…という土壇場でポカが発覚。
結局最後は力技で解決、そんな娘。居ますよね、そーゆー人。

魔女というわりに、科学装備も平気で使う。
「魔術も科学も、根本は似たようなものよ」とは本人の弁。

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あれは、いつのことだったのか。刻の感覚が狂っている。
二度目となる“島”の探索。
その深部へと至る途上での島の暴走、そして崩壊。
共に遺跡へと挑んだ仲間たちも、ある者は脱出に成功し、ある者は
崩壊に飲み込まれ、ある者は行方が知れなくなった…。
そして三度。その島は、かつてと異なる遺跡を傍らに抱き、我々を誘う。
ならば行こう、消えた戦友の想いを胸に。
ならば行こう、新たな力と戦友を伴って。
こんどこそ、その真実に辿りつくために。

そして島へと赴く前。さる組織の倉庫の片隅で。
「おぬし。乞うのなら、名剣と名高き妾が力を貸してやっても良いぞ?」
いきなり幼女の声で話しだす、一振の大剣。
「…やぶからぼうに、いったい何なの、あなた」
あからさまに、うろんげな瞳で眺める魔女。
それは劇的な邂逅――いろいろな意味で。
すったもんだの押し問答の末、共に島へ向かう事になった一振と一人。
それが、これから幾多の伝説を築きあげる…かもしれないコンビの
珍道中の始まり。


#魔導機剣“フルンディング”
愛称は、ふっちー。
Strange kind of two-handed weapon.
詳細は、ENo.1092 フルンディング=ドラゴンバスターさんを見てね。

#強化戦闘スーツ“アイギス”
組織が開発した、伝説の鎧の名を冠した強化戦闘服。
耐刃・耐衝撃性に優れ、運動能力のサポートも行う。
潜入調査などにも支障をきたさぬよう、わりと薄手。身体に合わせて
ピタリと調整されているために、ラインがかなり出たりする。
かさばり、それなりに重量のある“ふっちー”を扱うため、調達してきた。


☆ フルンディング=ドラゴンバスター ☆

愛称 ふっちー
種族 刀剣類
性別 女性設定
年齢 詳細不明
守護 聖人サンセットジーン
フルンディング=ドラゴンバスターとは!
 エンチャントウェポンとも呼ばれる、
所有者の肉体・魔力を強化することを目的とした武装であるな。
 基本機能はそうであるのだが、
器体開発班が「筋力を向上させるなら多少重くても…」と

   全長1.9m 刀身1.5m(最大刃幅10cm) 重量5.9kg

という趣味に走った馬鹿でかい剣状にしてしまったようである。
 それに対抗した機能開発班は、
魔術戦においてより多くの魔術を素早く展開する機能として、

   人工意識体を付与し、自律的に術を詠唱する機能

の開発に成功した。
 それは開発コード『ドラゴンバスター』に相応しい性能であった。
 しかし機能調整班にいた1人の男は或る意味で病んでいた。
 その男は己の信念

   『可憐な少女に応援されてやる気を出さない男はいない』

に従い、詠唱機能の「調整」に全身全霊で取り組んだ末に

   会話機能(一人称:妾、性格:やや強気・さびしがり)

を持たせることに成功した。
 バカであるな。
 だが会話とは知性の証明であるとも言え、
結果としてその剣は知識と経験を蓄積することが可能となり、
所有者の状況判断さえをもサポートするようになった。
 だが悲しいかな、それほどの機能を必要とする龍(ドラゴン)など
最早それが作られた国には存在しなかった。

   畑を耕すには軍馬よりも驢馬

とも言うが、その剣についても同じであった。
 機能が複雑精巧なだけに、使えば手入れに手間のかかることから
宝物庫で眠り続ける事となったのである。
 そのような状態にある剣を市井の者は皮肉をこめて、

   フルンディング(役立たずの剣)

と呼ぶようになったのである。