瓦礫となった場所ですが、囚われの檻は崩れ去り、空は暗雲が晴れて
太陽が空を照らしはじめています。
桜の花が舞い、春の訪れを告げています。

彼女達も探し人がいますが、その人は、いつもずっと自分達の側で
見守ってくれています。
大切な人は、ずっといつも自分の側にいる。そんなイラストです。

以前は、檻で固められて、後ろは鬱蒼とした森でした。
本来のイメージはそっちなので、また描き直しする可能性はある
イラストです。


2011年3月22日

■キャラクター紹介■

九十九　百々子（つくも　ももこ）
某魔導学院二年。召喚術を専攻。17歳。
召喚術士としてそこそこの名門、九十九家の本家筋に当たる少女。
長らく子宝に恵まれず、念願の一粒種として生を受けた娘に、
両親は将来の可能性と期待を込め、
「百」の字を与え愛情一杯に育てた。
そんな親の心知らず、彼女は何処までもマイペース。
箱入りの環境で育てられた為か、世間知らずな処がある。
第2期探索者、メイ・Ｓ・スターリバーは同級の親友。
失踪した親友を探しに彼女は偽島へ赴く。
同行者の九十九　三夜と那由他の姉妹は分家の親戚に当たり、
本家と分家間の慣習として主従関係が存在する。
――彼女は籠の中の鳥。
造り物の翼で空を飛ぶ事は叶わない。



九十九　三夜（つくも　みや）
　
某魔導学院二年。武術を専攻。17歳。
九十九家の分家に属し、主家の護衛を務める事を生業とする家系。
召喚の力を持たない家系であり、その肉体を用いての壁として機能する。
　
幼少の頃より友人兼護衛として育てられた。
主家のお嬢様が学院に入学する際、世話役として同じ学校に入学するが
召喚の才能を持たなかったため違う学科に所属する羽目になる。
　
それでも陰から見守り続けて一年と少々。
お嬢様が友達を探しに怪しげな島に出かける、と言い出したので
自らもお供する事に。
最近マナの影響なのか出力を制御しきれず、手に怪我が多い。
そのため戦闘中以外は右手に包帯を巻いている。



九十九 那由他（つくも なゆた）
某魔導学院一年。特殊魔導術を専攻。
九十九　三夜の妹にあたる。16歳。
那由他の扱う特殊魔導術は複雑な術式構成・詠唱を必要としない。
しかし、特殊魔導術の使用には穴の空いた筒状の物体を使用しな
ければならいという制約が存在する。
制約が守られなければ一切の特殊魔導術の使用は出来ない
幼少の頃より本家のお嬢様 九十九　百々子をもう一人の姉と慕い懐
いている。
某魔導学院に入学したのも二人の姉と同じ学院に通いたいが為。
しかし、那由他の扱う特殊魔導術は同じ学部の中でも特異な為、授業
の内容をまったく理解出来ていない
授業中はぼけーっとしていることが多くクラスでも浮いた存在
補習・追試は当たり前、姉無しでは宿題も出来ない
姉からは友達に教えてもらえと言われるが人見知りが激しく口数が少
ない為友達も少ない。しかも、那由他と同じくらい成績が悪い
島へやって来たのも二人の姉が居ないと寂しいからと無理やりついてきた。
無類の「ちくわ」好きで常にちくわを所持している。
保管場所はスカートの中
乙女のスカートの中は秘密で一杯である。



メイ・S・スターリバー（星川五月）
百々子の魔導学院の同級生。百々子の親友。ボーイッシュ。
前期で行方不明に。