新しく発言する EXIT 「北へ。」
早くてすみませんが・・・




















  早くてすみませんが・・・ 岡村啓太 2002/09/07 23:36:32 
  2人きりの夜 岡村啓太 2002/09/07 23:38:15 
  公一2 岡村啓太 2002/09/07 23:39:42 
  公一3 岡村啓太 2002/09/07 23:43:52 
  琴梨1 岡村啓太 2002/09/07 23:45:06 
  公一4 岡村啓太 2002/09/07 23:46:11  (修正1回)
  公一5 岡村啓太 2002/09/07 23:48:56 
  公一6 岡村啓太 2002/09/07 23:49:26  (修正3回)
  あとがき 岡村啓太 2002/09/07 23:50:56 
  はじめまして、僕も啓太と言います。 和伊 啓太 2002/09/10 20:13:28 
  │└奇遇ですね。 岡村啓太 2002/09/10 23:53:35 
  読みました〜 ろっきゃん@名クリお兄ちゃんアンケ開催中 2002/09/11 02:00:02 
  │└お返事ありがとうございます 岡村啓太 2002/09/11 15:08:21 
  読みましたよ! ひで 2002/09/11 02:54:22  (修正1回)
  │├読んでくださって、ありがとうございます 岡村啓太 2002/09/11 15:23:34 
  │└お、お恥ずかしい。(*^^*) 久保 真@ターニャ王朝後方支援部隊長 2002/09/12 23:04:32 
  いい話ですねえ。(感涙) 専務車掌@日本国有鉄道北海道総局 2002/09/11 10:02:57  (修正1回)
  │└はじめましてです 岡村啓太 2002/09/11 15:57:23 
  遅くてすみませんが・・・ KAZU 2002/09/12 03:07:16 
  │└遅くても構いませんよ(笑) 岡村啓太 2002/09/12 15:10:21 
  来たか、ライバル!!パート2(笑) 久保 真@ターニャ王朝後方支援部隊長 2002/09/12 23:41:32 
  │└萌えてくれてありがとうございます 岡村啓太 2002/09/13 00:53:53 
  レス場所間違いm(__)m ろっきゃん@名クリお兄ちゃんアンケ〆切迫 2002/09/21 10:03:17  (修正1回)




















  早くてすみませんが・・・ 岡村啓太 2002/09/07 23:36:32  ツリーに戻る

早くてすみませんが・・・ 返事を書く ノートメニュー
岡村啓太 <vhhyhipvfj> 2002/09/07 23:36:32
どうも岡村啓太です。

早いかもしれませんが、前回のお話の続きが書きあがってしまいましたのでお届けしたいと思います。

前回の話を書き上げた時点ですでに頭の中で話が出来あがっていましてので、思いきってすぐに紙面(画面?)にぶつけてしまいました。
内容は完全に前回からの続きモノです。

それでは本編をどうぞ。




















  2人きりの夜 岡村啓太 2002/09/07 23:38:15  ツリーに戻る

Re: 早くてすみませんが・・・ 返事を書く ノートメニュー
岡村啓太 <vhhyhipvfj> 2002/09/07 23:38:15
   2人きりの夜


 僕が大学に合格し、ローズヒル南平岸に引越してきたその日。
 琴梨ちゃんは僕の歓迎のためにご馳走を作ってくれた。
 僕はそんな大げさなことはしてくれなくてもよかったのだが、

「大学合格祝いだけじゃなくて、引越し祝いも兼ねてるんだよ」

 と、琴梨ちゃんに言われては素直に受けるしかなかった。
 ま、琴梨ちゃんの料理が食べられるのはうれしいことだしね。

 しかし琴梨ちゃんの料理が作る終わる頃になっても、陽子おばさんが帰ってこなかった。

「どうしたんだろお母さん・・・」

 出来あがった料理を前にして琴梨ちゃんが心配そうに呟いたその時、

プルルルル

 電話が鳴った。
 琴梨ちゃんはすぐに受話器を取ると耳にあてた。

「はい、春野です。あ、お母さん。どうしたの・・・・・・うん。公一さんはちゃんと来てるよ」

 どうやらおばさんかららしい。

「・・・・・・えっ!そんな、公一さんも待ってるのに・・・・・・。
 うん・・・、うん。分かった・・・。うん・・・。しょうがないよ、お仕事じゃ・・・・・・・。
 うん・・・、うん。大丈夫だよ。うん。それじゃあ替わるね」

 琴梨ちゃんは受話器から耳を放すと僕に向き直った。

「おばさんから?」

「うん。お母さん、お仕事で帰れなくなったんだって。それと公一さんに替わってって」

「えっ?」

 僕は琴梨ちゃんから受話器を受け取ると耳にあてた。

「もしもし。公一ですが」

『公一くんかい?陽子だよ。今日はごめんね、迎えに行けなくて』

「いえ、それは構いませんが、今日帰れないんですか?」

『そうなんだよ。ごめんね。新人の子がトラブル起こしちゃってね。どうも徹夜になりそうなんだよ』

「そうなんですか・・・」

『悪いねぇ。せっかくの合格祝いと歓迎会だったのに』

「いえ、仕事なら仕方ないですよ」

『そう言ってもらえると助かるよ。この埋め合わせはいつかキッチリするから』

「そんなのいいですよ」

『そうかい?ま、新婚初夜だとでも思って、琴梨と2人っきりの夜を過ごしてちょうだい』

「お、おばさん!!」

 いきなりなおばさんのセリフに僕を大声をあげていた。

『はははっ。じゃ、家のことと琴梨のことは頼んだよ。それじゃ』

ツーツー

(なんてこと言うんだよ、おばさん・・・)

 僕はもう何も言わなくなった受話器を琴梨ちゃんに返した。

「お母さん、何て言ってたの?」

「ん・・・迎えに行けなかったことと、今日帰れないことを謝ってたよ」

 まさか新婚初夜のように思えと言っていたとは、とてもではないが言えない。

「残念だね、公一さん・・・。せっかく3人でお祝いできると思ってたのに・・・」

「仕事じゃしかたないよ。それより始めようか。料理が冷めるといけないしね」

 僕は場の雰囲気が暗くならないようにつとめて明るくいった。

「そうだね。公一さん、今日のお料理はすごいんだよ。
 お母さんが食べられなかったのを泣いて悔しがるくらいおいしいのが出来たんだから」

 琴梨ちゃんの方もさっきまでよりも明るい調子になってくれた。

「そうなの?」

「うん!私の自信作だよ!」

 そして2人の合格祝い&引越し歓迎会が始まった。
 料理の味の方は、琴梨ちゃんは以前会ったときよりもますます腕を上げていて、
 自信満々なのもうなずける、今まで最高の味だった。

<つづく>




















  公一2 岡村啓太 2002/09/07 23:39:42  ツリーに戻る

Re: 早くてすみませんが・・・ 返事を書く ノートメニュー
岡村啓太 <vhhyhipvfj> 2002/09/07 23:39:42
公一2

 しかしあまりに美味しかったため、僕は食べ過ぎで動けなくなってしまった。
 調子にのって陽子おばさんの分まで食べたのがいけなかったのか・・・。
 そのため今僕はリビングのソファーに横になって休んでいる。

「大丈夫、公一さん?」

 そんな僕を琴梨ちゃんはずっと心配そうに見ていてくれる。

「平気だよ、琴梨ちゃん。ありがとう・・・」

「・・・」

 しかしそう言っても琴梨ちゃんの心配そうな顔は変わらなかった。
 横になったままでいるのが行けないのかと思った僕は自分の部屋に行く事にした。
 これ以上琴梨ちゃんに心配そうな顔をさせることの方が僕には辛かったからだ。
 なんとか胃に負担をかけないようにして立ちあがる。
 少し休んだせいか立ちあがるくらいなら出来るようになっていた。

「それじゃあ僕は部屋で休んでるよ」

「そうなの・・・。それじゃあ私はお風呂入れてくるから」

 僕はなんとか振動を押さえるようにしながら自分の部屋まで歩いた。



 部屋に着いた僕はゆっくりとベットに身を横たえた。

「ふぅ〜」

 そして一息つく。
 それからしばらくそのまままどろんでいた。

 そしてしばらく時が経ち。 

コンコン

 ドアがノックされた。

「どうぞ」

ガチャ

 僕が身を起こして声をかけると、ドアが開いて琴梨ちゃんが姿を見せた。

「公一さん。お風呂沸いたよ」

「ありがとう、琴梨ちゃん。でも、もう少し休んでから入るよ」

 少し休んだため大分楽にはなっていたのだが、とてもお風呂にはいれるような状態ではまだなかった。

「そう、じゃあ私が先に入ってもいいかな?」

「いいよ」

「じゃあ、先に入るね。上がったら知らせに来るから」

 そう言うと琴梨ちゃんは部屋を出ていった。
 そして僕はまたまどろみに身をまかせていった。

<つづく>




















  公一3 岡村啓太 2002/09/07 23:43:52  ツリーに戻る

Re: 早くてすみませんが・・・ 返事を書く ノートメニュー
岡村啓太 <vhhyhipvfj> 2002/09/07 23:43:52
公一3

 突然、僕はまどろみの中で尿意を催し、目が覚めた。

(トイレ、トイレ)

 ベットから立ちあがってみるとお腹はずいぶんと楽になっている。
 これなら歩きまわるぐらいなら支障はなさそうだ。
 僕はトイレに向かうべくドアのノブに手をかけ、開いた。

「きゃ!!」

「!!」

 するとドアの向こうには目を丸くして驚いている琴梨ちゃんの姿があった。
 しかし目を丸くして驚いたのは僕も同様だった。
 なぜなら琴梨ちゃんはバスタオル1枚を身体に巻いただけという姿だったからだ。
 少し濡れていつもよりへにゃっとしている髪。
 赤く上気した頬。
 まぶしいくらい白い素肌。
 お風呂あがりの匂い。

ドキンドキンドキンドキン

 それらを見た途端、僕の心臓は激しいビートを刻み出した。

「驚いたー。ドアをノックしようとしたら先に開いちゃうんだもん。あ、お風呂空いたからいつでも入っていいよ」

 しかし琴梨ちゃんはまったく動揺した様子も見せていなかった。

「えっ?、あっ、う、うん。分かったよ・・・」

 しかし僕は動揺しまくっていて、満足な返事も出来ていなかった。
 そして琴梨ちゃんは何事もなかったかのように自分の部屋へ戻って行った。

パタン

 僕は部屋のドアを閉めると、

(む、無防備すぎるぞ琴梨ちゃーーーん!!!)

 再び1人になった自分の部屋で絶叫をあげていた。(ただし心の中で)

(はぁ・・・はぁ・・・)

 それからなんとか心を落ち着かせて、さっきのことを考えてみた。

(琴梨ちゃんはまったく動揺していなかった。
 と、いうことは僕は男として認識されていないのだろうか?
 いや、そんなことはあるわけはない!!
 彼女は僕のことを恋人だと思ってくれている。
 そんな人を異性として意識していないわけが無い!!
 ではやはりまだお兄ちゃんとしての意識の方が強いのだろうか?
 それはそれで辛いなぁ〜・・・)

 と、色々考えてみたけれど結局答えは出なかった。

<つづく>




















  琴梨1 岡村啓太 2002/09/07 23:45:06  ツリーに戻る

Re: 早くてすみませんが・・・ 返事を書く ノートメニュー
岡村啓太 <vhhyhipvfj> 2002/09/07 23:45:06
琴梨1

「ふぅー・・・」

 私は自分の部屋に戻ると、盛大に息を吐いてドアにもたれた。
 胸に手をあてると心臓がすごい速さでドキドキしている。
 すると途端に顔も熱くなってくる。

(ホントに驚いたなぁ。ドア越しに声だけかけるつもりだったからこのままで行ったけど・・・。
 見られちゃった・・・。
 そうだよね・・・。公一さんと暮らすんだから、もうバスタオル1枚で歩き回れないよね・・・)

 私は鏡台の前の椅子に腰掛け自分の顔を見てみた。
 すると私の顔は熟れたトマトのように真っ赤になっていた。

(うわぁ・・・真っ赤だよ。大丈夫かな?うまく誤魔化せてたかな?
 顔は多少赤くてもお風呂上りだから誤魔化せると思ったんだけど、これじゃあダメだったかなぁ・・・。
 公一さんとぎくしゃくしたくなかったから、普段どおりに振舞ったつもりだけど・・・。
 あ〜ん!どう思われただろう。気になるよぉ、不安だよぉ・・・)

 鏡の中の私は泣きそうな顔になっていた。

<つづく>




















  公一4 岡村啓太 2002/09/07 23:46:11  (修正1回) ツリーに戻る

Re: 早くてすみませんが・・・ 返事を書く ノートメニュー
岡村啓太 <vhhyhipvfj> 2002/09/07 23:46:11 ** この記事は1回修正されてます
公一4

 それから僕はとりあえず考えることを止め、お風呂に入って頭を冷やすことにした。
 でないと、さっきから頭で琴梨ちゃんのセミヌードがフラッシュバックしていたからだ。

ザー

 僕はシャワーで冷たいめのお湯をかぶっていた。
 すると頭が冴えて冷静になってくる。
 その頭で今までの考えをまとめてみた。

(琴梨ちゃんが僕のことをどう意識していようが、僕が琴梨ちゃんを好きだということに変わりはない。
 琴梨ちゃんも僕を好きでいてくれている。恋人だと認識してくれている。
 それなら大丈夫じゃないか。なにを悩むことがあるんだよ)

 そして

‘お互い好き同士なら問題無し’

 という結論にたどり着いて僕はやっとすっきりした。





 お風呂から上がった僕はベットに横になり雑誌を読んでいた。
 荷物のかたづけをしようかとも思ったのだが、よけいに散らかりそうな気がしたので止めた。
 そんな感じでのんびりしていると、

コンコン

 ドアをノックをされた。
 そして

「公一さん、入ってもいいかな?」

 琴梨ちゃんの声がした。

「どうぞ」

 僕はさっきまでの事もあり、ちょっと緊張気味に声を返した。

ガチャ

 ドアが開くと、そこにはパジャマ姿で少し恥ずかしそうにしている琴梨ちゃんが立っていた。

「どうしたの?」

 僕がそう聞くと、琴梨ちゃんは少し言いづらそうにしてから口を開いた。

「あのね・・・。今日はお母さんもいないし・・・。公一さんと会うのも久しぶりだし・・・。
 その・・・。もう少し・・・公一さんと一緒にいたいなって思って・・・。それで・・・あの・・・」

 僕は恥ずかしそうに言う琴梨ちゃんの姿を見て、脳裏にさっき見たセミヌード姿の琴梨ちゃんの姿が浮かんだ。
 そして耳の奥では陽子おばさんの言った‘新婚初夜だとでも思って・・・’の言葉がリピートされていた。

(まさか!!でも、そんな!!)

ドキドキドキドキドキドキドキドキ

 そう思った瞬間、僕の心臓はさっきよりももっと激しくビートを刻み出した。

「だからね。私と一緒に」

ゴクリ

 僕はカラカラになった咽に唾を送りこんだ。
 そして琴梨ちゃんの次の言葉を待った。

「トランプしよう」

「へ・・・」

 その瞬間、僕の目は点になった。

「ダメかな?」

 そして不安そうに僕を見る琴梨ちゃんの姿を見た途端、邪な事を考えていた自分が恥ずかしくなった。
 もし琴梨ちゃんが見てなかったら、壁に頭を打ち据えていたことだろう。

「いいよ。トランプでも何でも付き合うよ」

 そんな内心の動揺を表に出さないようにしながら、僕は笑顔で答えた。

「よかった!じゃあ私ジュースとお菓子持ってくるね」

 琴梨ちゃんはうれしそうな顔をすると台所の方に向かった。
 そして僕は琴梨ちゃんの姿が見えなくなると、密かに自己嫌悪と反省をするのだった。

<つづく>




















  公一5 岡村啓太 2002/09/07 23:48:56  ツリーに戻る

Re: 早くてすみませんが・・・ 返事を書く ノートメニュー
岡村啓太 <vhhyhipvfj> 2002/09/07 23:48:56
公一5

「私ホントはUNOの方が好きなんだけど2人でもやってもつんまんないだろうから、
 UNOは今度お母さんがいる時か、鮎ちゃんが来た時にでもしようね」

 琴梨ちゃんはジュースとお菓子とトランプを持って来ると、さっそくトランプきりだした。
 彼女は僕といられることがうれしいのか始終笑顔でいてくれる。
 さっきまで自分が考えていた事を思うとその笑顔は少し痛かったが、純粋にうれしくもあった。
 自分がこんなにもこの子に好かれていると認識することが出来るのだから。

 とりあえず僕たちはババ抜きから始め、
 7並べをし、
 神経衰弱をし、
 ポーカーをやり、(琴梨ちゃんはルールだけは知っていた)
 ブラックジャックをし、(これは教えてあげた)
 スピードをやり、(これは逆に教えてもらった)
 そうこうしている内に時計は2時前を指していた。

「ふぁ・・・」

 琴梨ちゃんがカードを持ちながら小さくあくびをした。

「眠いの?」

「あ、ごめんなさい」

「いいよ。もう2時前だしね」

「えっ!もうそんな時間なんだ」

 琴梨ちゃんは驚いたように時計を見た。

「じゃあ、そろそろ終わろうか」

「うん、そうだね。ありがとう、公一さん。とっても楽しかった」

「僕も楽しかったよ」

「よかった。それじゃあ、お休みなさいだね」

「うん。おやすみ」

「ふふっ・・・」

 その時何故か琴梨ちゃんはうれしそうに微笑んだ。

「どうしたの?」

「ううん。ただ、ホントに公一さんと一緒に住んでるんだなって実感できてうれしかったの」

「琴梨ちゃん・・・」

 なぜ、この子はいつも僕のうれしくなるような事ばかり言ってくれるのだろう。
 その度に僕の中にある琴梨ちゃんへの想いがどんどん大きくなってゆく。
 そして益々好きになってゆく。
 そして想いがあふれてしまいそうになってしまう。
 そうなると僕は時々自分を押さえられなくなりそうになり、
 今も琴梨ちゃんの頬に手を伸ばしてしまっていた。
 そして頬を優しく撫でていた。

「公一さん・・・」

 しかし琴梨ちゃんは少しも嫌がらず、頬を染めながら僕の手に身をゆだねている。
 そして静かに目を閉じてくれた。

ドックン ドックン

 僕の心臓がさっきよりはゆっくりと、しかしさっきよりも大きく鼓動を刻んだ。
 そして僕が左手も彼女の頬に伸ばしたその時、

 
カチャ ガチャン

 と、玄関の開く音がした。

「えっ!?」

 その瞬間、琴梨ちゃんは目を開けていた。

「なんだろ?」

 僕の方も琴梨ちゃんの頬から手を放していた。

<つづく>




















  公一6 岡村啓太 2002/09/07 23:49:26  (修正3回) ツリーに戻る

Re: 早くてすみませんが・・・ 返事を書く ノートメニュー
岡村啓太 <vhhyhipvfj> 2002/09/07 23:49:26 ** この記事は3回修正されてます
公一6

 僕たちは部屋を出て玄関の方を見てみると、
 そこには靴を脱いでいる陽子おばさんの姿があった。

「お母さん!?」

「あれ?2人ともまだ起きてたのかい。もう寝てると思ってたけど・・・。ひょっとして、起こしちまったかい?」

「ううん。起きてたけど」

「そうかい。でもいったいこんな時間まで何してたんだい?
 あっ!そういえば2人とも今公一くんの部屋から出てきたよね。
 まさか!ホントに初夜」

「わーー!!それよりも今日は帰れないんじゃなかったんですか?」

 陽子おばさんが危ないことを言いそうになったので、慌てて僕は話を遮った。

「ああ、他の所からもいろんな人が助けに来てくれてね。おかげで何とかこの時間で終わらせることが出来たんだよ。
 だから帰ってこれたんだけど・・・。ま、これも私の人徳ってやつさね」

「そうなんだ・・・」

「それより公一くん。よく来てくれたね。歓迎するよ」

「そんな・・・。こちらこそ、よろしくお願いします」

 僕がそう言って頭を下げようとすると、おばさんはそれを引きとめた。

「そんな堅いことは言いっこ無しだよ。公一くんはもう私たちの家族だろ」

 そして笑顔でこう言ってくれた。

「そうだよ公一さん」

 琴梨ちゃんも笑顔だった。

「はい」

 だから僕も笑顔で返した。

 こうして僕は春野家の一員となったのでした。


<おしまい>




















  あとがき 岡村啓太 2002/09/07 23:50:56  ツリーに戻る

Re: 早くてすみませんが・・・ 返事を書く ノートメニュー
岡村啓太 <vhhyhipvfj> 2002/09/07 23:50:56
あとがき

最後までお読み頂いてありがとうございます。
公一くんの引越し初日のお話はこれでおしまいです。

今回は前回のハートフルストーリー仕立てとは一転してラブコメ風です。

発想元はたぶん皆さんの想像どおりでしょうが、ゲーム中で一瞬だけ見れる
‘バスタオル1枚巻いただけの後ろ姿の琴梨ちゃん’からです。
公一が引越してからも琴梨ちゃんはバスタオル1枚でウロウロするのかな、と思ったのがキッカケです。

しかし今回心残りが1つあります。
それは私が料理には詳しくないため琴梨ちゃんに実名のある料理を作らせてあげることが出来なかった事です。
そのため歓迎会の風景も書いてあげることが出来ませんでした。
すまない琴梨ちゃん・・・。

今回も私のお話に最後までお付き合い頂いてありがとうございました。
それではこのあたりで失礼いたします。
岡村啓太でした。




















  はじめまして、僕も啓太と言います。 和伊 啓太 2002/09/10 20:13:28  ツリーに戻る

Re: 早くてすみませんが・・・ 返事を書く ノートメニュー
和伊 啓太 <vyrwuyocpg> 2002/09/10 20:13:28
はじめまして、僕も啓太と言います。
HNが同じ「けいた」の人は他にも会いましたが、
漢字まで同じ人は初めてなので、
なんとなく嬉しいです。

前回の小説から一気に読ませてもらいました。
また、「北へ。」をやりたくなってきましたね(何回目?
僕も時間があれば書いてみたいですね。

それでは・・・。




















  │└奇遇ですね。 岡村啓太 2002/09/10 23:53:35  ツリーに戻る

Re: はじめまして、僕も啓太と言います。 返事を書く ノートメニュー
岡村啓太 <vhhyhipvfj> 2002/09/10 23:53:35
奇遇ですね。
和伊 啓太さん。
はじめまして、岡村啓太です。
私は「けいた」という同じHNの人に会ったのは今回が初めてです。

SS読んでくださってありがとうございます。
時間があれば書いてみたい、ということは和伊 啓太さんもSS書きですか?
だったらどんなお話を書かれるのか1度見てみたいです。

それでは。




















  読みました〜 ろっきゃん@名クリお兄ちゃんアンケ開催中 2002/09/11 02:00:02  ツリーに戻る

Re: 早くてすみませんが・・・ 返事を書く ノートメニュー
ろっきゃん@名クリお兄ちゃんアンケ開催中 <fnoukdyhwi> 2002/09/11 02:00:02
読みました〜

なるほど、まさに続きですね。
既に経験済みであろうキスもできなかったところあたりに
(世界をこわさずに)「北へ。」を書くのは
大変だろうなと思いました。
楽しくも長過ぎるトランプの時間を過ごした二人には
「お疲れ様」と声をかけたいですね(^^)
陽子さんも帰宅途中は、少し心中穏やかじゃなかった
でしょうね。玄関のドアはいつもより大きく音が鳴る
ように開けたのではないかと思います。

いつか、陽子さんからみた二人の話も読んでみたいですね。
SS楽しく読ませていただきました。
ありがとうございました。
では〜(^^)





















  │└お返事ありがとうございます 岡村啓太 2002/09/11 15:08:21  ツリーに戻る

Re: 読みました〜 返事を書く ノートメニュー
岡村啓太 <vhhyhipvfj> 2002/09/11 15:08:21
お返事ありがとうございます

私はお話を書く時はいつも世界観を壊さないように気をつけてはいます。
でも、それゆえにあまり逸脱した話が書けなくなっているのかもしれませんけどね。

私の中での陽子さんは、すでに2人のことは認めているので、心中は穏やかなつもりだったんですけどね。
そのあたりの心情は次の話で書くつもりでしたから、描写不足でしたね。

それから陽子さんからみた二人の話ですか。
なかなかよさそうですねぇ(次の話に使えるかも・・・)。
でも書くのは難しそうなだなぁ・・・。

最後まで読んでくださってありがとうございます。

岡村啓太でした。




















  読みましたよ! ひで 2002/09/11 02:54:22  (修正1回) ツリーに戻る

Re: 早くてすみませんが・・・ 返事を書く ノートメニュー
ひで <drvcuyhtgz> 2002/09/11 02:54:22 ** この記事は1回修正されてます
読みましたよ!

2人きりの夜、とてもよかったですよ。
ちょっと“じれったく”なるような、
伝えたいけど伝わらない想いが
伝わってくるような気がしました。

個人的には原作の雰囲気を大切にした
作品が好きなようです。
それはさておき、非公式BBSが誇る
両巨匠の作品は読みましたか?
『友達』『スパイ大作戦』がお薦めです。


それでは!




















  │├読んでくださって、ありがとうございます 岡村啓太 2002/09/11 15:23:34  ツリーに戻る

Re: 読みましたよ! 返事を書く ノートメニュー
岡村啓太 <vhhyhipvfj> 2002/09/11 15:23:34
読んでくださって、ありがとうございます

こんな感想をいただくとなんだか照れてしまいますが。

Featureのショートストーリーに掲載されているお話はすべて読ませてもらっていますよ。
私は『友達』が1番お気に入りです。
小説版の北へを読んでから、この2人の関係は気になっていましたから。

それではまた。




















  │└お、お恥ずかしい。(*^^*) 久保 真@ターニャ王朝後方支援部隊長 2002/09/12 23:04:32  ツリーに戻る

Re: 読みましたよ! 返事を書く ノートメニュー
久保 真@ターニャ王朝後方支援部隊長 <ljjolcpwmr> 2002/09/12 23:04:32
お、お恥ずかしい。(*^^*)

どもども!!久保 真です。(^-^)
おお〜・・・巨匠だなんて・・・お恥ずかしい。(*^^*)
でも嬉しいです。ありがとう!!(^o^)/
友達、ですが、わたしの灰色な脳味噌をフル稼働させて書いた作品だけ
に、気に入って頂けて光栄です。m(_ _)m
今後も作品作り、頑張ります!!

それでは!!(^o^)/




















  いい話ですねえ。(感涙) 専務車掌@日本国有鉄道北海道総局 2002/09/11 10:02:57  (修正1回) ツリーに戻る

Re: 早くてすみませんが・・・ 返事を書く ノートメニュー
専務車掌@日本国有鉄道北海道総局 <wvyriebujc> 2002/09/11 10:02:57 ** この記事は1回修正されてます
 いい話ですねえ。(感涙)
 はじめまして。(ツリーにレスつけなくてすみません)
 北海道の鉄道旅行案内役、国鉄北海道総局直属・専務車掌と
申します。
 
 全編通して読みましたが、なかなかいい話ですねえ。心が
温かくなります。(^▽^)読んでいて、2人の様子が鮮明に
浮かんできました。
 前回の話に引き続いて「家族」としての生活、愉しそうですね。
陽子おばさんの先走りが笑えます。(らしいといえばらしいですが)

 これからも宜しくお願い致します。m(__)m




















  │└はじめましてです 岡村啓太 2002/09/11 15:57:23  ツリーに戻る

Re: いい話ですねえ。(感涙) 返事を書く ノートメニュー
岡村啓太 <vhhyhipvfj> 2002/09/11 15:57:23
はじめましてです
専務車掌さん。
岡村啓太と申します。

SS読んでくださってありがとうございます。

ちゃんとその場の様子が浮かぶような出来になっていましたか?うれしいです。
陽子おばさんも気にいってくださったようで、陽子おばさんは動かしやすくて楽しいキャラなので私のお気に入りなりそうです。

こちらこそ宜しくお願いします。




















  遅くてすみませんが・・・ KAZU 2002/09/12 03:07:16  ツリーに戻る

Re: 早くてすみませんが・・・ 返事を書く ノートメニュー
KAZU <ueqmdtgecl> 2002/09/12 03:07:16
遅くてすみませんが・・・
はじめまして、岡村啓太さん。
KAZUと申します。よろしく〜(^o^)/

素晴らしい物語をありがとう!
個人的に一人称で語られる作品は読み易くて好きです(神坂一さんの作品好きです。特にスレイヤーズ)

琴梨ちゃんと公一くんの二人の視点から語られているので、お互いその時にどの様に思い、考えているのかが分かり深みがあり良かったです。公一くんになりきって読ませて頂きました。
北へ。の世界観がそのままでしたので、情景が浮かんできました。ゲーム画面ですが(*^^*)

この様な正当派なピュア・ストーリー好きですよ。でも、お笑い系のパロディも好きです。関西系ですから(^^;

他の娘の話の構想もあるのでしょうか?
主人公くんの名前は違いますよね?同じだと浮気者ですぅ〜
それでわ、次回作楽しみにしていますね。
感想は...
小学生の時、夏休みの読書感想文を一度も提出しなかったぐらいですのであまり期待しないで下さい。(*^^*)




















  │└遅くても構いませんよ(笑) 岡村啓太 2002/09/12 15:10:21  ツリーに戻る

Re: 遅くてすみませんが・・・ 返事を書く ノートメニュー
岡村啓太 <vhhyhipvfj> 2002/09/12 15:10:21
遅くても構いませんよ(笑)
はじめましてKAZUさん。
岡村啓太です。

私のSSをお褒め頂きありがとうございます。

最初は公一の視点と、琴梨の視点の話をそれぞれ書こうかと思っていたのですが、同じような話を2つ並べるのもどうかと思い、混ぜてみたのですが、実際の所どっちが良かったでしょうね?

私もパロディ系好きですよ。自分で書いたことはありませんけど。

他の娘たちの話ですか・・・。
構想はないことはないのですが、書き上げられるほどには練れていない状態ですね。

次回作を期待されてしまった・・・。
一応、引越し2日目の話なら考えてありますけど・・・。(ちなみに鮎ちゃんが登場予定)
う〜ん、こまったな・・・。

ともかく、これからも宜しくお願いします。




















  来たか、ライバル!!パート2(笑) 久保 真@ターニャ王朝後方支援部隊長 2002/09/12 23:41:32  ツリーに戻る

Re: 早くてすみませんが・・・ 返事を書く ノートメニュー
久保 真@ターニャ王朝後方支援部隊長 <ljjolcpwmr> 2002/09/12 23:41:32
来たか、ライバル!!パート2(笑)

今日は!!久保 真です。(^-^)
さてさて、早速続きを読ませて頂きましたよん。(^-^)
こ、こここ、これは・・・!!
バババ、バスタオルことりん・・・!!
ももも・・・萌えええぇぇぇぇぇ〜〜!!!!!!(発狂)
あぁ〜・・・げふんげふん。
またしても理性を失ってしまったよ。(何時もの事だが)(笑?)

しかしまぁ〜このくすぐったさ、グッドですな。
如何にもラブコメ青春してますし。
なんて言うのか、実際に『このふたりなら』ゲームでストーリーが続い
ていたとしたら、こんな感じになるのでは?と、思いますよ。(^-^)
陽子さんのちゃちゃ入れもそれらしく、流石陽子さん!!(にやり)と
思いますし。(笑)

ん〜・・・すでに次回作も構想中なのですか?ヤバイなぁ〜・・・
このままだとライバルに先を越されてしまうではないか!!?(笑)
わたしの場合、元々SSではなく『小説書き』なので、どうしても規模
の大きい作品になりがちで、小回り利かないんだよな〜(^^;
今作成中の作品の中で(複数あり)最大のものは(勿論北へ。だよ)な
んと10数万文字にも及ぶしな〜(^^;
こんなの、ネットで公表出来るのか?(苦笑)
せめて『FS』をしっかりケリつけなきゃな・・・
とにかく今回の岡村さんの出現・作品は、わたしにとって良い刺激にな
りました。

それでは、次回作、大いに期待していますよ。(^-^)
それでは!!
久保 真でした!!(^o^)/

PS
わたしの作品、特に『友達』を誉めて頂きまして、まことにありがとう
ございました。
とっても嬉しいです。(^-^)




















  │└萌えてくれてありがとうございます 岡村啓太 2002/09/13 00:53:53  ツリーに戻る

Re: 来たか、ライバル!!パート2(笑) 返事を書く ノートメニュー
岡村啓太 <vhhyhipvfj> 2002/09/13 00:53:53
萌えてくれてありがとうございます

どうも岡村啓太です。

バスタオルことりんに萌えてくださってようで、
狙って書いていただけに、ウケてくれてうれしいです。

一応ゲームのアフターストーリーを意識して書いていますので、こう言ってくださるとありがたいです。

しかし小説が書けるのは羨ましいですねぇ・・・。
私もホントは小説が書きたいんですけど、そこまで長いお話は思いつく事が出来ないんです(シクシク)。
書き切る実力も無いでしょうし・・・。
10数万文字なんてどんなものか想像もつきませんよ。

次回作を大いに期待されてしまったぁ!!
どうしよう、よわったな、困ったな・・・。

ともかく今日はこのあたりで失礼します。
それではまた。
岡村啓太でした。




















  レス場所間違いm(__)m ろっきゃん@名クリお兄ちゃんアンケ〆切迫 2002/09/21 10:03:17  (修正1回) ツリーに戻る

Re: 早くてすみませんが・・・ 返事を書く ノートメニュー
ろっきゃん@名クリお兄ちゃんアンケ〆切迫 <fnoukdyhwi> 2002/09/21 10:03:17 ** この記事は1回修正されてます
レス場所間違いm(_ _)m
3作目のレスここにつけちゃいました(^^;;)
付け直しました。
アラシお許しください。(ペコ)


「北へ。」 EXIT
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