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  ようやくお届けできます 岡村啓太 2003/02/07 17:25:41 
  AnotherStoryofTanya 岡村啓太 2003/02/07 17:29:27  (修正1回)
  <上からのつづき> 岡村啓太 2003/02/07 17:31:36 
  <上からのつづき> 岡村啓太 2003/02/07 17:33:21 
  <上からのつづき> 岡村啓太 2003/02/07 17:34:37 
  <上からのつづき> 岡村啓太 2003/02/07 17:35:55 
  <上からのつづき> 岡村啓太 2003/02/07 17:36:54 
  <上からのつづき> 岡村啓太 2003/02/07 17:38:01 
  <上からのつづき> 岡村啓太 2003/02/07 17:40:09 
  <上からのつづき> 岡村啓太 2003/02/07 17:42:15 
  <上からのつづき> 岡村啓太 2003/02/07 17:44:38 
  <上からのつづき> 岡村啓太 2003/02/07 17:46:41 
  あとがき 岡村啓太 2003/02/07 17:49:19 
  読ませていただきました〜 ろっきゃん@大阪 2003/02/08 18:46:14 
  │└いつも感想ありがとうございます 岡村啓太 2003/02/09 20:46:16 
  読みました! 長良川の鮎 2003/02/12 19:12:21  (修正1回)
  │└いつもアドバイス等ありがとうございます 岡村啓太 2003/02/14 22:50:56 
  │ └私の場合なら 長良川の鮎 2003/02/15 01:16:28 
  │  └古い新しいではなく、スタイルの違いかと 岡村啓太 2003/02/16 13:10:29  (修正1回)
  読みましたですよー(^^)/2003/02/15 18:42:50 
   └いつもお世話になっております 岡村啓太 2003/02/17 22:24:24 
















  ようやくお届けできます 岡村啓太 2003/02/07 17:25:41  ツリーに戻る

ようやくお届けできます 返事を書く ノートメニュー
岡村啓太 <vhhyhipvfj> 2003/02/07 17:25:41
長らくお待たせいたしました。
Another Story of Tanya 第4話、ようやく書き上げることが出来ました。
うれしいです。
感動です。
今回は本当に苦労しましたから・・・。(と、言ってもまだ完結したわけではありませんけど)
本当はここに今までの苦労話などを書きたいのですが、
そんなもの誰も読みたくはないでしょうから省略いたします。

しかし今回は随時細かく修正を入れながら書き上げたせいか、文量の方が異様に(無駄に?)多くなってしまい、今までで一番長いですが、辛抱して読んでください。

それでは、本編をどうぞお楽しみ下さいませ。
















  AnotherStoryofTanya 岡村啓太 2003/02/07 17:29:27  (修正1回) ツリーに戻る

Re: ようやくお届けできます 返事を書く ノートメニュー
岡村啓太 <vhhyhipvfj> 2003/02/07 17:29:27 ** この記事は1回修正されてます
Another Story of Tanya  

第4話 こぼれ落ちる想いの行く先は


 その日、ターニャは1人札幌駅で壁に身を預けて立っていた。
 その表情は暗く、時節溜め息まで漏らしている。

 ターニャは昨日、葉野香からの誘いを断る事が出来なくて、今日とうとう会う約束をしてしまった。
 それが、今ターニャの顔を曇らせている原因だ。
 今立っている場所は葉野香と待ち合わせをする時のいつも使う所。
 ここに着いてからすぐに辺りを見まわしてみたが葉野香の姿はなく、どうやらターニャの方が先に着いたようだ。
 時計を見ると針は1時45分をさしている。
 待ち合わせの時間は2時。

(早く来すぎてしまったでしょうか?)

 ターニャは壁にもたれたまま、目の前を行き交う人の流れを見ながら葉野香を待つことにした。

「ふぅ・・・」
 しかし、どうしても待つ間に溜め息がこぼれてしまう。
 葉野香に会った時、どんな顔をすればいいのか?ちゃんと目を見て話せるだろうか?何を話せばいいのか?
 そんな事を考えていると不安で堪らなくなる。
 緊張のためか心臓の鼓動がいつもより早い。 

 そんなターニャがふと見上げた空は曇り空。
 まるで彼女の心を映すかのように。
 そんな曇り空から何か白く小さなものが降ってくるのが見えた。

(何?)

 拾ってみようと、手のひらを差し出してみたけれど、うまく手にのったかどうかは分からない。
 手のひらの上を見てみると、そこには水の雫が一粒乗っていた。

(雪・・・だったのでしょうか?)

 もう一度空を見上げてみても雲間に青い空が覗いているのが見えるだけで、もう何も降ってくる様子はない。

(たった一片だけの雪・・・。本当なら誰にも知られずに消えてゆくはずの雪だったのでしょうね)

 空から手のひらに視線を戻して雫を眺める。

(私の想いも、この雪のように誰にも知られず、ただ消えてなくなってくれれば・・・)

 ターニャは雫に乗った手をきゅっと握り締めてからもう1度空を仰ぐ。
 そして再びターニャは葉野香を待つため壁に身を預けた。

<つづく>
















  <上からのつづき> 岡村啓太 2003/02/07 17:31:36  ツリーに戻る

Re: ようやくお届けできます 返事を書く ノートメニュー
岡村啓太 <vhhyhipvfj> 2003/02/07 17:31:36
<上からのつづき>

 しかし、いくら待っていても当の葉野香はなかなか姿を見せず、時間ばかりが過ぎて行く。

 そしてとうとう2時になってしまった。

(はやか・・・どうしたのでしょう?)

 今まで葉野香は1度も待ち合わせに遅れた事はなく、たいてい5分前には来ていたからだ。

 そして時間はさらに10分経つ。
 この頃にはもうターニャも緊張感を持続させ続けている事が出来ず、今はかわりに不安と焦燥感を抱いていた。

(はやかが遅れてくるなんて・・・。何かあったのでしょうか・・・。
はやかの家はたしかすすきのですから地下鉄ですよね。
でも地下鉄が遅れているとは聞いてませんし・・・。
はっ!まさか地下鉄に乗る前に何か事故にあったのでしょうか?
だとしたらどうしましょう・・・・・・。
1度携帯電話で連絡してみましょうか)

 そう思ってバックを探ろうとした時、
 ターニャの目が人ごみの中からこちらに向かって駆けて来る葉野香の姿を捉えた。

(はやか!!あぁ・・・よかった)

 しかし安堵したのも束の間、ターニャはすぐに驚きで目を見開いた。

「おはよう、ターニャ」

「おはよう、ターニャ。ゴメン、遅れちゃって・・・」

 なぜなら葉野香の隣には、すまなさそうな顔で謝っている秋吉の姿があったから。

ドキン

(何故秋吉さんがここに・・・?)

 ターニャは意外な人物の登場に動揺して声も出ない。
 ただ、心臓だけはうるさいぐらいに反応をしめしていた。
  
「ターニャ、ホントゴメン。耕治さん迎えにいったら、この人まだ寝てたんだよ、信じられる!!
だから急いで起こして用意させてたら、こんな時間になっちゃって・・・」

「いや、ホント・・・。言い訳のしようもないです。はい・・・」

 そんなターニャの態度を怒っていると思った葉野香は慌てて説明し始め、隣では秋吉が小さくなって謝ってばかりいる。
 ターニャにはそんな秋吉の姿がなんだか可愛く見えて、可笑しかった。

「ふふっ、秋吉さん、私怒ってないですよ」
 そんな2人の様子があまりに自然体であったためか、ターニャはようやく普通に話せるようになった。

「えっ!ホント!?」

「ターニャ、こんな奴に気を使う事ないんだよ。怒ってるなら、バシッと言ってあげなきゃ」
「いいえ、はやか。ホントに私怒ってませんから・・・。少し心配はしましたけど・・・」

「ありがとう・・・。ターニャは優しいなぁ〜。でもゴメンね。心配かけて」

「えっ、いえ、そんな・・・」

 ターニャは秋吉に笑顔を向けられると、急に恥ずかしくなって口篭もった。
 そうなると、さらに心臓がドキドキしてきて、顔も熱くなってくる。

(いけない。はやかの前なのに・・・)

 しかし、そう思っても頬の火照りはなかなか治まってくれそうになかった。

<つづく>
















  <上からのつづき> 岡村啓太 2003/02/07 17:33:21  ツリーに戻る

Re: ようやくお届けできます 返事を書く ノートメニュー
岡村啓太 <vhhyhipvfj> 2003/02/07 17:33:21
<上からのつづき>

「じゃ、そろそろ行こっか」

「あっ!はやか。ちょっと待ってください」

「何?ターニャ」

「あの・・・秋吉さんも一緒なのですか?」

 ターニャは歩き出そうとした葉野香に駆け寄って引き止めると、秋吉から少し遠ざけるようにして小声で尋ねた。

「えっ!?」

「あたし、耕治さんも来るって言ってなかったっけ・・・」

 すると、葉野香も声を潜めて怪訝そうな顔で聞き返してくる。

「はい、聞いていません」

「うわっ、ゴメン、イヤだったかな?」

「いいえ、そんなことないです。(でも・・・)」

「そっか、よかった」

「何、2人で内緒話してるんだ?」

「うわ!」

「きゃ!」

 後ろからいきなり秋吉から声をかけられ、飛び上がる様に驚く2人。

「あっ、いや、何でもないよ。女の子同時の秘密の会話だよ。なぁ、タ―ニャ」

「えっ?あっ!はい、そうです。秋吉さんが気にするような事は何も話してませんよ」

 2人は慌てて笑顔をつくると、そう弁明した。
 しかし、その表情はどことなく引きつっている。

「・・・・・・ま、いいけどね。それより早く行かないか、場所はもう決めてるんだろ?」

 秋吉はそんな2人の態度から何かを隠していることは分かったが、あえて聞こうとはしなかった。
 ただ、なんとなく自分の事を話していただろうと、思ってはいたけれど。

「あっ、うん。じゃあこっちだからついて来て」

 そんな秋吉の態度に落ち着きを取り戻した葉野香は2人を促し札幌の街へと足を踏み出した。




「ターニャ・・・。ほんっっとーに、ここでいいの?」

「はい」

 葉野香の力を溜め込んだ問いに対して、ターニャは笑顔で簡潔に答えた。

 3人が今いるのは、ごく普通の喫茶店である。
 テ−ブルを挟んで手前にターニャ、奥に秋吉と葉野香の2人が座っている。

 本当は葉野香はもっと高級な店にターニャを連れて行くつもりであった。
 しかしターニャは店の前で気後れして、中には入ってくれなかったのだ。
 しかたなく葉野香が店のランクを下げてゆくうちに、この店の決まったのだった。 

「でも・・・。ホントいいの?この600円のケーキセットで?」

「はい、私はこれで十分です」

 葉野香はテーブルの上に並んでいる3人分のケーキセットを見ながら今度は探るように問い掛けた。  
 が、やはりターニャは今度も笑顔を返してくる。
 しかも、その笑顔は本当に満足げでうれしそうに見える。

(ま、いっか。本人が喜んでいるんなら、それが1番だしね)

 だから葉野香もそう思って、これ以上は何も言わない事に決めた。

<つづく>
















  <上からのつづき> 岡村啓太 2003/02/07 17:34:37  ツリーに戻る

Re: ようやくお届けできます 返事を書く ノートメニュー
岡村啓太 <vhhyhipvfj> 2003/02/07 17:34:37
<上からのつづき>


「じゃ、あらためて」

「「夕焼けの赤、完成おめでとう、ターニャ!」」

 秋吉と葉野香は声をハモらせて、ターニャに祝いの言葉を送る。
 すると、ターニャはうれしさと気恥ずかさで頬を赤らめながらもにっこりと微笑んでくれた。

「ありがとうございます。でも・・・こういうのはなんだか・・・恥ずかしいです」

「まぁ・・・そうだね・・・。でも気にしない気にしない」

 先ほどから3人は周りからお客と店員から奇異の視線を感じてはいたが気にしない事にした。

「でも、ホントによかったね、ターニャ。ついに夢が叶ったんだから」

「はい・・・。本当に長い道程でした。
 ですが、これも二人が力を貸してくれたおかげです。本当にありがとうございました」

 ターニャはそう言って2人に小さく頭を下げる。

「大袈裟だよ、ターニャ。あたしはべつに何もしてないよ」

「そうだよ。ターニャが今までがんばってきた成果だよ。」

「いいえ。
もし私がはやかに出会っていなければ、
きっとこの日本での生活に馴染めず、誰も信じられず、もしかしたらロシアに帰っていたかもしれません。
秋吉さんに出会っていなければ、きっと夕焼けの赤を作る事は諦めていたでしょう。
2人が私を支えていてくれたから、夕焼けの赤を作り上げることが出来たんです。
決して大袈裟ではありません。
ですから本当に2人には感謝しているんです」

 2人は今まで誰かからこれほどまでに深く感謝をされた事なんてなかった。
 だから2人はターニャの話が終わってからも、どう返事を返したらよいのかが分からずにうろたえてしまう。
 しかし、それは2人が黙ってしまうこととなり、ターニャを不安にさせてしまう。

「あの・・・私、何か変なことを言ってしまってでしょうか?」

「あっ、ううん。そんなことないけど。でも、その・・・そんな風に言われると・・・何だか照れくさいよ」

「あたしたちは友達だろ。友達が困ってるなら助けるのは当たり前だよ」

「友達・・・ですか?」

 ターニャは少し探るような目で秋吉に問い掛ける。

「ああ、そうだよ」

 その答えを聞いて、ターニャは一瞬だけ目を伏せて顔を曇らせた。
 しかしそれは本当に一瞬であったため、秋吉も葉野香も気づかない。

「・・・・・・そうですね。でも、ありがとうは言わせてください」

 そして次に瞬間には笑顔を2人に向けていた。

「うん・・・・・・。じゃあ、ほら、そろそろケーキ食べようよ」

「はい」





「さて、これからどうしよっか?」

 喫茶店から出てきた葉野香は軽く身体を伸ばしてほぐしながら2人に尋ねる。

「そうだなぁ〜・・・。ここからなら須貝ビルが近いから、『須貝二段活用』といきますか」

「『須貝二段活用』って何ですか?」

「ああ、ターニャは知らないか。
須貝ビルで、まずゲームセンターで遊んでからカラオケに行く事をそう言うんだよ。葉野香は知ってるよな」

「ううん。あたしもそんな言葉初めて聞いたけど」

「えっ?そうなの。(もしかして大里高校限定の言葉なのか。いや、もっと狭くて琴梨ちゃんと鮎ちゃん限定かも)」

「ま、とりあえず須貝ビルに行こうか」

<つづく>
















  <上からのつづき> 岡村啓太 2003/02/07 17:35:55  ツリーに戻る

Re: ようやくお届けできます 返事を書く ノートメニュー
岡村啓太 <vhhyhipvfj> 2003/02/07 17:35:55
<上からのつづき>

 須貝ビルに着いた3人はまずUFOキャッチャーの前に陣取った。

「あたしはアレがいいな」

 葉野香はケースの中のぬいぐるみを指差すと、秋吉の背中を押して台の前に立たせる。

「えっ?僕が取るの?」

「そうだよ。あたしこれ苦手だし。耕治さんの方がうまいじゃない」

「しょうがないなぁ・・・。ターニャはどれがいい?」

「えっ?私もですか?」

「うん。どれ?」

「あの、いいんですか?えっと、それじゃあ・・・その・・・あの天使を」

「分かった」

 秋吉は2人の期待を背に受けながら、500円を投入すると慎重にクレーンを動かし始めた。

ウィーン


 そしてその結果

「ありがとうございます、秋吉さん」

 ターニャにだけぬいぐるみが手渡された。

「どうしてあたしのは取れないかなぁ〜」

「しょうがないだろ。葉野香のは難しい所にあったんだから」

「あの・・・2人とも喧嘩しないでください」

 ターニャは険悪になりそうな2人を前にオロオロしだす。

「えっ?ああ、べつに喧嘩なんかしてないよ。ちょっと文句言ってやっただけだから」

「そうだよ。ただ葉野香がわがまま言ってただけだよ」

 しかしターニャの心配をよそに、2人はケロリとした顔で笑っている。

「べつにわがままなんて言ってないだろ」

「じゃあ、ターニャだけ貰えていたから、うらやましかったんだな」

「それも違う!」
 
 と、言いつつも葉野香の顔は少しだけ赤くなっていた。

 そんな2人のやり取りをターニャは心穏やかには見ていられなかった。
 一見言い争っているようなやり取りなのに、葉野香に向ける秋吉の目がとても優しい事に気づいてしまったから。
 そんな眼差しをターニャと秋吉が2人っきりでいた時には見た事がなかったから。
 胸の奥がきゅっと痛くなる。
 その痛みに耐えるためか、ターニャは無意識のうちに秋吉から貰ったぬいぐるみを胸に押し当てていた。



 次に3人がやって来たのはクイズゲーム。

「じゃ、負けた奴がみんなにジュースおごるんだぞ」

 と言う葉野香のセリフからゲームが始まり。

 そして

「悪いな葉野香。おごってもらっちゃって」

「あの、はやか。ごちそうになりますね」

「ああ、存分に飲んでくれ!!」

 という結果となった。



 次にやって来たのはシューティングゲームの台。
 こういうのは苦手と言うターニャは後ろで見ており、葉野香と秋吉が台に座る。
 そして2Pでプレイしたのだが、

ズガーン

「あの・・・。もう、終わりですか?」

「・・・なぁ、これ難しすぎない?」

「そうだな。次行くか」


 その後3人はレースゲーム(意外にターニャが喜んだ)や格闘ゲーム(葉野香が熱中した)等を堪能した。

<つづく>
















  <上からのつづき> 岡村啓太 2003/02/07 17:36:54  ツリーに戻る

Re: ようやくお届けできます 返事を書く ノートメニュー
岡村啓太 <vhhyhipvfj> 2003/02/07 17:36:54
<上からのつづき>


「う〜ん・・・、ゲームセンターでこんなに遊んだのは久しぶりだよ」

 ゲームセンターから出てきた葉野香は身体をほぐすためか、腕を上に伸ばしながら背を反らした。  

「次はカラオケですね」

「そうだね。あっ、その前に3人でプリクラ取らないか?」

 秋吉はゲームセンターの脇に置いてあるプリクラを指差す。

「あたしはあんまりこういうのは好きじゃないんだけど」

「私もあまり」

「まぁまぁ、今日の記念って事でいいじゃないか」

「ん・・・そうだね。じゃ、ターニャいこ」

 葉野香はターニャの手を取って引っ張って行くと、プリクラの前に立たせた。

「えっ!私が真ん中なんですか?」

「そ、今日はターニャが主役なんだから真ん中」

「フレームはこれでいい?」

「あっ、はい。いいです」

 と、答えるターニャだが、前しか見ていない。

「じゃ、一枚目いくよ」

「はい!」

 ターニャは背筋を伸ばして、その瞬間に備える。

パシャ

「ターニャ、表情が堅いよ。笑って笑って」

 葉野香はターニャをリラックスさせようと、ターニャの後ろに立って両肩に手を置いた。

「あっ、はい。でもこういうのは慣れていなくて・・・」

「じゃ、2枚目いくぞ」

「は、はい!」

 そう言われた瞬間、またターニャの背筋が伸びる。

パシャ

「う〜ん。まだ堅いなぁ〜」

「すみません。なんだか緊張してしまって」

「じゃ、こちょこちょこちょ」

「あははは。は、はやか。や、やめて」

パシャ



「ひどいです、はやか・・・」

 プリクラを撮り終えた後、ターニャはすねたような顔を葉野香に向ける。
 しかし、葉野香の方はちっとも悪びれた様子もなく笑っている。

「あはは、ごめん、ごめん。でもいい写真になったじゃないか」

「恥ずかしいです。こんなの・・・」

 ターニャが手にあるプリクラには目を向けると、そこには
 身をよじって笑っているターニャと、
 ターニャを後ろからくすぐっている葉野香と、
 そんな2人を横で笑って見ている秋吉が写っている。

「そんなことないって。ねぇ、耕治さんもそう思うだろ」

「うんうん。いい出来だよ、これは」

「もう、秋吉さんまで・・・」

 秋吉にまで笑われながらそう言われ、ターニャの顔は恥ずかしさで真っ赤になってゆく。

「あはは。じゃ、カラオケに行こうか」

「はい」

 ターニャは2人の後について行きながら、プリクラを大事そうにバックにしまった。

<つづく>
















  <上からのつづき> 岡村啓太 2003/02/07 17:38:01  ツリーに戻る

Re: ようやくお届けできます 返事を書く ノートメニュー
岡村啓太 <vhhyhipvfj> 2003/02/07 17:38:01
<上からのつづき>


「じゃ、まず耕治さんから」

 個室に入り飲み物を頼むと、葉野香が秋吉にマイクを差し出してくる。

「ん、僕から?じゃあ、まずこの曲から」

 秋吉は手早くリモコンを操作するとマイクを握った。
 しばらくすると室内にイントロが流れ出す。

「・・・やるせない気持ちで 電話を切って ♪・・・・・・・」

   ・

   ・

   ・

「ひこうき雲・・・♪」

ダララララララララララ

 曲が終わると同時にドラムロールが鳴り出し、モニターの上の電光板が点滅し、

ダン チャチャチャチャー


【81】


 点数が表示された。

「わっ!すごいです。秋吉さん、歌が上手なんですね」

「この曲は何度も練習したからね。この曲だけは80点以上だせるよ」

 ターニャから尊敬のまなざしを向けられて、秋吉は少し照れくさそうにしながらも誇らしげな顔だ。

「見ててよ、ターニャ。あんな点すぐに抜くから」

 そんな秋吉に対抗するかのごとく葉野香がマイクを握る。

「はい。がんばってください、はやか」

 そして室内にイントロが流れ始める。

「・・・寂しそう? 冗談 あんたこそ ものほしそうだよ〜♪・・・・・・」

   ・

   ・

   ・

「雨の24時〜♪・・・・・・」

ダララララララララララ ダン チャチャチャチャー


【73】


「え〜、なんで〜」

 葉野香は表示された点数にあきらかに不満そうだ。

「ま、あの歌い方ならこんなもんだろ」

「この歌はこういう歌い方でいいんだよ!!」

 葉野香はストローで暢気に烏龍茶をすすっている秋吉を睨み付ける。

「あの、はやかの歌、とってもよかったですよ」

「ほらぁ、やっぱり分かる人には分かるんだよ」

「ターニャ。無理にお世辞なんか言う必要はないんだぞ」

「ターニャ。こんな奴は言う事なんて聞かなくていいよ。ほら、次はターニャの番だよ」

「あ、はい・・・」

 ターニャは少し緊張した面持ちでマイクを受け取ると、イントロが流れ出した。

「・・・一日が終わると はじまるユウウツ・・・」

   ・

   ・

   ・

「タイクツな自分に気付いてしまった・・・・・・」

ダララララララララララ ダン チャチャチャチャー


【78】


「ふぅ・・・やっぱり、歌は難しいですね」

 歌い終わって点数を見たターニャは恥ずかしそうに居住まいを正した。

「そんなことないよ!!ターニャの歌すっごく良かったよー」

「うん、ホント。すごくうまいよ」

「えっ!?そんな・・・」

 2人から誉められて、ターニャはますます恥ずかしそうにモジモジとしだす。

「ターニャって声がキレイだし、なんだか優しい感じがするし、ホントうらやましいよ」

「あの・・・そんな、あまり誉めないで下さい」

「あはは、ゴメンね。でも上手だって思ったのはホントだから」

「は、はい・・・。ありがとうございます」

 秋吉にそう言われ、ターニャは顔だけでなく、耳まで真っ赤にしていた。

<つづく>
















  <上からのつづき> 岡村啓太 2003/02/07 17:40:09  ツリーに戻る

Re: ようやくお届けできます 返事を書く ノートメニュー
岡村啓太 <vhhyhipvfj> 2003/02/07 17:40:09
<上からのつづき>


 その後、心ゆくまでカラオケを堪能した3人が店から出てくると、外の風景が少し紅色に染まり始めていた。
 それは、もうすぐ街に夜の帳がおりてくる事をしめしている。

「もうすぐ日も暮れそうだし、今日はもうお開きにしようか」

「はい。はやかも秋吉さんも今日はどうもありがとうございました。とっても楽しかったです」

「うん、あたしも楽しかった」

「僕もだよ」

「耕治さんとターニャは札幌の方だよね。耕治さん、ターニャを札幌まで送って行ってあげてよ」

「えっ!?そんな、ダメです!秋吉さんははやかを送って行ってあげてください」

「あたしの家はもうすぐそこだから大丈夫だよ。だから遠慮なんていらないよ、ターニャ」

「そうだよ。どうせ方向は一緒なんだから送って行くよ」

 葉野香の申し出は正直ターニャには魅力的だった。
 それは、今から秋吉と2人っきりになれるということであったから。
 しかし葉野香の前でその申し出を受けることはひどく後ろめたい。
 だからすぐには返事は出来なかった。

「・・・・・・はい。では、お願いします」

 しかしターニャは結局その申し出を受けた。
 断る理由を思いつけなかった事も理由の一つであった。
 だが自分の想いを押さえきれなかったことが一番の理由だったであろう。

「じゃ、またね、ターニャ。ダスヴィダーニャ」

「はい。ダスヴィダーニャ、はやか」

 葉野香は2人に手を振ると、雑踏の中に消えていった。

「ターニャ、今の言葉って何?」

 葉野香を見送った後、2人のやり取りを不思議そうに見ていた秋吉がそう尋ねてくる。

「あっ、ダスヴィダーニャですか。これはロシア語で‘さようなら’っていう意味の言葉です。
はやかは時々こういう時に使ってくれるんです」

「へ〜。ねぇ、もう一度ゆっくり言ってくれる」

「はい。ダ・ス・ヴィ・ダーニャ、です」

「ダ・ス・ヴィ・ダーニャ、ダスヴィダーニャ。うん、覚えた・・・と、思う」

「うふふ、ホントですか?」

「たぶんね。じゃ、そろそろ行こうか。地下鉄使う?」

「あ、いえ。歩いて行ってもいいですか?」

 ターニャは普段ならば地下鉄を使っている。
 しかし、今は秋吉と少しでも長くいたいという想いからか、ほとんど反射的にそう答えていた。

「いいよ。じゃ、散歩気分で、のんびり歩いて行こうか」

「はい」

 そして2人は札幌駅に向かって歩き出した。



 ターニャは秋吉の隣に並びながら、ひどく緊張していた。
 葉野香と3人でいた時には、それほど意識することはなかった。
 しかし、2人きりになると、どうしても秋吉を意識してしまう。
 
ドキドキドキドキ

 心臓がどんどん高鳴ってくる。
 それにあわせて頬も火照ってくるため、まともに秋吉の方を向く事も出来ない。
 しかし時々どうしても隣を歩いている秋吉の顔を盗み見てしまう。
 すると、秋吉もターニャの視線に気づいたのか、不意にこちらに顔を向けてきた。

ドキッ

 なんだか自分の想いが見透かされたような気がして、慌てて視線をそらすターニャ。

「どうかした?何か僕の顔についてる?」

 そんなターニャの様子を不審に思って、秋吉は自分の顔をぺたぺたと撫で回す。

「あっ!いいえ、何もついてないですよ。大丈夫です」

<つづく>
















  <上からのつづき> 岡村啓太 2003/02/07 17:42:15  ツリーに戻る

Re: ようやくお届けできます 返事を書く ノートメニュー
岡村啓太 <vhhyhipvfj> 2003/02/07 17:42:15
<上からのつづき>

 その時、目の前から歩いてきていた女の子が地面の段差につまずき、よろけてターニャにぶつかった。

「あっ、大丈夫?」

 ターニャが咄嗟に女の子が倒れないように支えてあげると、身を屈めて女の子に話しかける。
 すると女の子は目を大きく見開いてターニャを見た。
 その眼差しには驚きと怯えが浮かんでいる。

「香奈、どうしたの?」

 女の子よりも少し先を歩いていた母親らしき女の人がこちらに振りかえって女の子に声をかけてくる。 
 女の子はターニャから後ずさるように離れると、母親の元へと駆けて行った。

「やっぱり、私は異邦人なんですね・・・」

 親子を見送った後にぽつりとそう呟いたターニャの横顔はひどく寂しそう見える。

「そんな!あの子はちょっと驚いただけだよ」

「大丈夫です、秋吉さん。私、慣れてますから」

 秋吉の咄嗟の弁明にターニャは小さく微笑むと、また前を向いて歩き出す。

「慣れてるって・・・」

 秋吉もすぐに歩き出してターニャの横に並ぶ。
 そして横から盗み見たターニャの表情は何事もなかったかのように普通で、でもどこか影があるように見える。
 その事が秋吉には辛かった。
 しかし秋吉にはターニャにかけてあげる言葉を見付かる事が出来ず、ただ隣に並んで歩いてあげることしか出来なかった。



 それからしばらく2人は無言で足を進めていたが、信号待ちで足を止めた時、

「あの」

 その静寂を不意にターニャが破った。

「少し寄り道しませんか?」

 2人が立っている場所はちょうど大通り公園の手前の信号で、道路の向こう側の木々の間からは公園の姿を覗き見ることが出来る。

「ああ、いいよ」

 秋吉はターニャがようやく口を開いてくれたことに安堵して軽い気持ちで応じ、2人は公園へと足を踏み入れた。



 大通り公園に入ると、ターニャはまず空を見上げた。
 空はもう地平のあたりを赤く染めているだけ薄紫色のようにも見える。
 太陽はすでその姿を隠していて、ここからでは見ることはかなわない。

「夕焼けには間に合わなかったね」

「そうですね」

 それでもターニャは空から目をはなさない。
 だから秋吉も隣に並んで空を見ていた。
 2人の眼前で空は刻々とその赤みを失ってゆき、ついには黒く染まりきってしまう。 

「・・・いきましょうか」

「そうだね」

 それを見届けた2人はようやくテレビ塔の方へと足を向けた。

<つづく>
















  <上からのつづき> 岡村啓太 2003/02/07 17:44:38  ツリーに戻る

Re: ようやくお届けできます 返事を書く ノートメニュー
岡村啓太 <vhhyhipvfj> 2003/02/07 17:44:38
<上からのつづき>

 テレビ塔まではまだ距離があるこの位置からでも、ライトアップの光と電光時計はハッキリと見ることが出来る。
 2人はその光を目指して足を進めた。 
 昼間には出ていた出店はもうどこも店を閉めており、昼間はたくさんいる鳩の姿も見当たらず、人通りもまばら。
 あたりは一定の間隔で照明は照らされているとはいえ、昼間とは比べ物にならないくらいの明るさしかない。
 そんな薄暗い中では花も木も噴水でさえ寝静まっているような印象を受ける。

「ここは夜だと少し寂しい感じがしますね」

「そうだね。ホワイトイルミネーションの時は、夜でもずっと賑やかだったけど」

「私、ホワイトイルミネーションって見に来た事がないんです。
 北海道に住んでいるのに1度も見た事がないっていうのはやっぱりおかしいでしょうか?」

「そんな事ないと思うよ。僕も長い間東京に住んでいたけど、東京タワーには1度も昇った事はないしね」

「そうなんですか?」

「うん。地元の人の方が何時でも行けるって気持ちにいるからか、身近な観光名所ってなかなか行かないもんだよ」

「そうかもしれませんね」

 そんな事を話しているうちに2人はテレビ塔の間近までやって来ていた。

 その時、ちょうどテレビ塔の方から一組のカップルが歩いてくる。
 そのカップルの女性は男性の腕を取ると、うれしそうに自分の腕をからませた。
 そして男性に身を寄せると、自分の頭を男性の肩のもたれさせる。
 そのカップルは2人ともうれしそうに微笑みながらターニャたちの横を通り過ぎて行く。
 ターニャはそのカップル横目に見ながら、うらやましいと思うと同時に、
 もしかすると今は自分たちも周りからはカップルに見られているのではないか?
 という思いにかられた。

(ううん・・・私いったい何を考えているのでしょう。そんな事あるわけないのに・・・)

 でもすぐにターニャは自分の内で湧き上がった想い否定し、その想いを打ち消すかの様に小さく頭を振った。
 その時、目がそれためかターニャの足が階段の段差にひっかかる。

「あっ!」

「危ない!!」

 あわや階段で転びそうになるターニャを秋吉は腕を伸ばして支えようとする。
 そのため、ターニャは秋吉の胸に顔を埋める事になり、2人はまるで抱き合うかのような格好となった。
 ターニャはいきなり秋吉の体の感触と暖かさを感じて、一気心臓の鼓動が跳ね上がる。
 さらに頭にまで血が回って顔が真っ赤になり、逆に思考は真っ白になる。
 おまけに服越しに秋吉の心臓の鼓動まで感じ取れるため、ますます心拍数が上がってゆく。
 今のターニャの耳には痛いぐらい自分と秋吉の鼓動の音が響いていた。
 秋吉の方もおもわず抱きとめるような格好で受け止めたため、ターニャの体の柔らかさなどを感じ取って内心動揺しまくっていた。
 その動揺が秋吉の鼓動を早め、それがターニャにも伝わってしまうため、ターニャの方もますます落ち着かなくなってしまう。
 そのため2人はまるで硬直した様に動けなくなっていた。

<つづく>
















  <上からのつづき> 岡村啓太 2003/02/07 17:46:41  ツリーに戻る

Re: ようやくお届けできます 返事を書く ノートメニュー
岡村啓太 <vhhyhipvfj> 2003/02/07 17:46:41
<上からのつづき>

「だ、大丈夫、ターニャ」

 その硬直を先に解いたのは秋吉の方だった。
 そして、その声で今まで真っ白になっていたターニャの脳がようやく動き再開し始める。

「あ、はい!大丈夫です!」

 しかし、そう答えたターニャの声は完全に裏返っていた。
 そうして秋吉の胸から顔を上げると、

ドキッ

 あまりに秋吉の顔が自分の顔の近くにあった。
 それは今にも触れてしまいそうなぐらいに。
 そのためターニャの動きが再び固まってしまう。
 その時、秋吉の身体にそえた手から何か硬い感触が伝わってきた。
 ‘それ’は秋吉が服の下に何か入れている物の感触だろう。
 しかも‘それ’の形はターニャが良く知っているものだった。

「秋吉さん・・・これは?」

 ターニャは秋吉の服に上から‘それ’をなぞるようにしながら問い掛けた。

「あっ!えっと・・・これは・・・・・・」

 秋吉はばつが悪いような顔をすると‘それ’を取り出す。
 秋吉が手にする‘それ’はターニャが予想したとおりのものであったにも関わらず、はっと息がつまった。

「・・・・・・赤いスズラン。ずっと、ずっと持っててくれたんですか・・・」

「うん・・・。ターニャから貰った大事なものだからね」

 秋吉は照れたような、恥ずかしいような顔しながらも柔らかい笑みをターニャに向けてくる。

(あっ・・・)

ドキン

 その笑顔と赤いスズランを見た瞬間、ターニャの胸がぐっと苦しくなり、何かとても熱いものが込み上げてきた。
 ようやく治まりかけていた心臓の鼓動も今度は息苦しいくらいに激しくなってくる。
 顔が紅潮してくるのが分かっているのに秋吉から目をはなせない。
 そして唇がある言葉を紡ぎ出そうと動き出す。

 ドクン

「あの・・・」

 ドクン ドクン

「私・・・」

 ドクン  ドクン  ドクン

「秋吉さんのことが好きです」


<つづく>
















  あとがき 岡村啓太 2003/02/07 17:49:19  ツリーに戻る

Re: ようやくお届けできます 返事を書く ノートメニュー
岡村啓太 <vhhyhipvfj> 2003/02/07 17:49:19
あとがき

と、いうわけで第4話でしたが、やはり長かったでしょうか?
本編だけで11行も使ってしまいました。
内容も嫌なところで終わってます。
もちろんわざとです。

この後3人がどうなるかはすでに決めてありますので、早く書いて皆さんにお届けしたいとは思っておりますが、
また遅くなってしまったら、ごめんなさいです。
皆さんが納得できるものに仕上げられれば良いのですけど・・・。

それでは、次回が最終回ですので、もう少しだけ私のお話にお付き合いくださいませ。
岡村啓太でした。
















  読ませていただきました〜 ろっきゃん@大阪 2003/02/08 18:46:14  ツリーに戻る

Re: ようやくお届けできます 返事を書く ノートメニュー
ろっきゃん@大阪 <fnoukdyhwi> 2003/02/08 18:46:14
読ませていただきました〜

制作、ご苦労様です。
とても面白かったです。
続きが読みたい!といったところで作者の思惑通りですね。
まあここまで行けばハッピーエンドを信じています。
#両手に花になったりして(^^;)
(別作品の別ヒロイン達ではありそうですが。
 ↑誰のことを言ってんだか)
ところで、舞台の季節っていつごろでしたっけ?<失礼

作品を作った事のない1ファンですが
最終話では季節感があふれたエンディングになれば
すごく素敵だろうなあと思います。

第4話読ませていただきありがとうございました〜(^^)/
















  │└いつも感想ありがとうございます 岡村啓太 2003/02/09 20:46:16  ツリーに戻る

Re: 読ませていただきました〜 返事を書く ノートメニュー
岡村啓太 <vhhyhipvfj> 2003/02/09 20:46:16
いつも感想ありがとうございます

続きが読みたい!
と、思ってくださったのなら私の試みは成功したことになりますね。
とってもうれしいです。

両手に花なハッピーエンドをお望みですか?
私に思い描いたラストがお好みに合えば良いのですけど・・・。

ちなみに季節は5月下旬頃のつもりで書いております。
北海道ではちょうど桜が散り始めるぐらいの頃になるのでしょうか?

季節感があふれたエンディングというのは、惹かれるものがありますね。
札幌や小樽で桜が咲いている名所といえば何処になるんでしょう?
少し調べてみようかと思います。

最終話の完成が何時になるかは未定ですが、
必ずやお届けしますのでそれまでどうぞお待ちください。
















  読みました! 長良川の鮎 2003/02/12 19:12:21  (修正1回) ツリーに戻る

Re: ようやくお届けできます 返事を書く ノートメニュー
長良川の鮎 <guhftnjywu> 2003/02/12 19:12:21 ** この記事は1回修正されてます
読みました!

Another Story of tanya第4話、読ませて頂きました。
今回もダメ出し(笑)(汗!というべきものが若干ありましたが、
それは小説の流れ・全体に影響するものではないので書き記しません。
いずれ自ずから気付いていくべきものと思います。

私は基本的には速読するタイプなので、今回はそういう意味では
今までと比べるとたいへん読み易くなっています。
進化したという感じですね!
(表現下手ですみません)

私が内容について評価すると陳腐な感想文(笑)に
なってしまうので辞めますが、高いクオリティーを
引き続き維持していることは確かですね。
良いものです!
私以外に読んだ他の皆様の今思った評価がそのままの
出来だと思います。

次回、最終話も楽しみにしています。
頑張ってください。


〜追伸・質問〜
北へ。のキャラクター達はある程度バックグラウンドを
持っていますが、この主人公「秋吉くん」の
『陰の暮らし』
は存在しているのですか?
「陰の暮らし」という言葉は難しいかもしれませんが近い表現に
代返すると「登場人物の初期設定」みたいなものです。
















  │└いつもアドバイス等ありがとうございます 岡村啓太 2003/02/14 22:50:56  ツリーに戻る

Re: 読みました! 返事を書く ノートメニュー
岡村啓太 <vhhyhipvfj> 2003/02/14 22:50:56
いつもアドバイス等ありがとうございます

今回もダメ出しが・・・。
うぅ、何だろう?分からない
本当にいずれ自然に解消されていたり、気づいたりできるでしょうか?
ちょっと不安です。

読み易くなっていた、と言われるのはうれしいですね。
今回はそこを特に意識して書きましたから。
ようやく、人並みの物書きに進化できたってとこなのでしょうか?

それから、秋吉くんの設定についてですが、
北海大学に合格して一人暮らしをしている、というのは1話で出していますね。
だとしたらアルバイトと当然しているのでしょうが、
私は大学には通ったことがなく、一般の大学生がどのような暮らしをしているのかよく知らないので、
このあたりについてはあまり考えてはいません。

性格としては、鈴本や風祭と戦ったり(?) 葉野香の店を立て直す手伝い等を経験している分、
前回の公一くんよりも強気(?)な性格としています。
公一くんを『どちらかといえば周りに合わせる性格』とすると、
耕治くんは『率先して何かをしたりはしないけれど、やる時は人より一歩前に出てする性格』
・・・
う〜ん。言葉で説明すると何か違う気がする。
日本語って難しいですね。

これだけだと、何も考えていないのと同じような・・・。
でもホントにこれぐらいしか考えていませんので、
こんなもんでいいですか?
















  │ └私の場合なら 長良川の鮎 2003/02/15 01:16:28  ツリーに戻る

Re: いつもアドバイス等ありがとうございます 返事を書く ノートメニュー
長良川の鮎 <guhftnjywu> 2003/02/15 01:16:28
私の場合なら

例えば、私の場合始めにこのように設定して置きます。

名前・秋吉(主人公)19才、大学生
A型、5月12日生、おうし座、174cm、63kg、

父は総合商社に勤める課長、外では厳しい面を持つが家では甘い。
母は4年前までは化粧品のセールスをしていたが、現在は主婦業専念、
現在テニススクールに通っている。
高校で生徒会書記を務める2才年下の妹あり、秋吉のことを
「あにい」と呼ぶ活発少女。

生まれは大阪だが、小学生3年時に父の転勤により名古屋に転校。
そして4年前に都内高円寺のマンションに移る。
小さな頃は国語、社会が得意、数学は苦手。足は速い方で比較的に
スポーツ万能だが水泳が実は苦手!
小動物が好きだったが小学校6年の時のカエルの解剖の授業以来、
何気なく嫌いになる。
中学1年の初め頃いじめを受けるが持ち前の明るさで次第と無くなって
いった。
中学2年頃までは妹が拾ってきた猫を飼っていたが、現在はなし。
「あつし」「こうじ」とは高校まで一緒になるほどの親友。

好きな食べ物は焼き肉と意外にもニンジン、嫌いな食べ物はトマト。
ゆで卵は半熟を好む。
初恋は小学校5年時のクラスの女の子「愛ちゃん」、中学3年まで
好きだったが結局告白出来ないまま卒業。

高校は都立の進学校、1年時サッカー部に在籍していたが2年以降は
帰宅部になる。2年の9月に1年の演劇部の女の子「みゆき」ちゃんを
好きになり告白。半年付き合うことになるが次第に互いの気持ちの
ズレが深まり別れることに。
成績は上位であったが、相変わらずの数学嫌い。

カラオケが好き、マクド○ルドのチーズバーガーが好き、
茶髪の女の子が苦手、炭酸飲料が苦手。メロンが大嫌いの変わり者。

趣味で野球カードを集めている、写真を撮ることも好き。
最近ではパチスロにはまっている・・・・等々。

これが例えばですが私が主人公に対して考える
『陰の暮らし』
です。


『陰の暮らし』は本文で書かれることがない設定、
小説自体には全く関係ないことです。
主人公は小説に描かれている部分だけの
うすっぺらい人生ではないはずです!
例えそれが物語の架空の人物でもあっても過去と歴史があって
今の小説部分の主人公があるはずです・・・。
主人公が今後どういう行動と言動、感情を持つか少ないなりにも
関わってくると思いますし、厚みが感じられるようになると思います。
           ・
           ・
           ・

琴梨「な〜んて、もっともらしいことを述べてますが(汗!」

陽子「ただ単に『妄想』と言われてもしょうがないわね」(笑!

  (こういう考えって古いのかな・・)
















  │  └古い新しいではなく、スタイルの違いかと 岡村啓太 2003/02/16 13:10:29  (修正1回) ツリーに戻る

Re: 私の場合なら 返事を書く ノートメニュー
岡村啓太 <vhhyhipvfj> 2003/02/16 13:10:29 ** この記事は1回修正されてます
古い新しいではなく、スタイルの違いかと
思います

私の場合は初めにキャラの大まかなイメージを置き、ストーリーを描きながら必要に応じて設定を付与してゆくというスタンスでやっております。
(もしかすると、これは間違ったやり方なのかもしれませんが)
ですから、私には秋吉くんに対してこれほどの設定をつけるだけの必要性を感じることは出来ませんでした。
申し訳ないです。
















  読みましたですよー(^^)/2003/02/15 18:42:50  ツリーに戻る

Re: ようやくお届けできます 返事を書く ノートメニュー
<okxykqpyon> 2003/02/15 18:42:50
読みましたですよー(^^)/

全体的に読みやすい文章だったと思います。
ヒロインと主人公の間に挟まれたターニャ、というのも、なかなか切ないですね。
とうとう、ターニャが告白してしまいました。
これから、どうなっていくのでしょうね〜。

今回の小説も、近いうちにFeatureの方に掲載させて頂きますね。

では、続きも頑張ってください(^^)/
















   └いつもお世話になっております 岡村啓太 2003/02/17 22:24:24  ツリーに戻る

Re: 読みましたですよー(^^)/ 返事を書く ノートメニュー
岡村啓太 <vhhyhipvfj> 2003/02/17 22:24:24
いつもお世話になっております

感想ありがとうございます
切ないターニャというのを感じとっていただけた様でうれしいです。
ターニャの内面や心情をうまく書けているか自信がなかったものですから。

そしてようやくターニャの告白させるところまで持って来る事ができました。
ここまでの道程が長かったです。
この企画を始めた当初はこんなにかかるとは思っていませんでしたから。
だいたい3話ぐらいで終わるかな?
と思っていたんですが、ずるずると長くなってしまって。

それでは最終回の時もよろしくお願いいたします。


「北へ。」 EXIT
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