羊蹄山への道


とっても、早い便で、新千歳に到着。
もはや見慣れた感のある到着ロビーに
降り立ち、「また来ちゃいました。」などと一人思う。(笑)
小樽行きのエアポートエクスプレスに乗り、札幌に到着!
とりあえず、ご飯かな?と思うも、殆どのお店は、11:00から、
現在の時刻は、10:00前。(^^;)
時間つぶしに、「北へ。」の時代から大分代わった札幌駅
付近を散策(本当に変わった。(^^;))しましたが、大した発見もなく、
時間もまだあるので、北大でも、行こうかなぁと歩き出す。
正門前に到着。観光地とはいえキャンパス内に入るのには、
ちょっと躊躇してしまい。脇にそれて、北大沿いの道を北へ進む。
(なにやってんだか(^^;))自由人舎時館北大店という、店に到着
お腹もすいたので、早速中へ。メニューをみると殆どのメニューに
S,M,J,Wとあった。スモール、ミディアム、ジャンボ?Wは、なんだろう?
と思いながら、オリジナルらしいカルビ卵丼Mを注文。
どでかいお皿の真中に、ちょこんと盛られていた。(でも、そこそこの量)
さすが、学生街と言おうか・・・JやWのボリュームが容易に想像がつく。(^^;)
大食漢の人は、いいかもしれません。(笑)
味は、まぁまぁだけど、ちょっとしつこい感じがしました。
その後、いよいよ北大に潜入!(笑)
あ、馬だ!牛だ!と眺めながら、散策。
ちょっとビックリしたのは、大学内を人力車みたいな自転車(^^;)が走り回っていて、
500円などという旗が。いやはや、いったいどういう組織がやってんだか・・・。
とか思いながら、学内を南下して、うわさのポプラ並木に到着!
倒壊の恐れがあるので、立ち入り禁止となっているのに、人が結構入っている・・・。
いいのか?と思いながら、お行儀よく、外から撮影しようとしていたら、
人力車みたいな自転車の運ちゃんが、「中に入って撮った方が、いいですよ。」と
声を掛けてきた。(^^;)「入っていいんですか!?」と聞くと。「自己責任で。」
という返答。(^^;)秩序もなにもあったもんじゃないデス。
そんなわけで、中に入ってきました。想像してたよりは、木々が、まばらな感じでしたが、
雰囲気は、ありましたね〜。そういえば、中で絵を描いている人もいました。
散策も終わり、出てくると、親子連れのお父さんが、中に入ろうとして、女の子に
「お父さん、だめだよぉ。死んじゃうよぉ〜。」と言われてました。
なんか、微笑ましいですね。(^o^)
そんなとこで、札幌は、終了。本日の宿泊場所、倶知安に向かうべく、電車にのりました。
明日は、いよいよ羊蹄山!ということで、着いて夕食をとってから、早めに休みことにしました。

ミ★ ミ★ ミ★

翌朝、目覚めると、空は曇っていて、時折、雨もパラついていました。
倶知安のホテルから見る羊蹄山も、全体が雲に覆われていて、まったく見えません。
いやはや。(>_<)
でも、こんなこともあろうかと、この日もこのホテルに泊まることにしていたので、
明日を待つことにして、下山する予定の京極にある、ふきだし公園に下見がてら、
行ってきました。ここは、名前の通り、羊蹄山の水がふきだしているところで、
水を汲んでいる人がたくさんいました。しかし、昔はふきだし口しかなかった
らしいのですが、今では、すっかり観光地化してまして、公園、アスレチック
展望台、果ては、野外ステージまで、あります。(笑)
親子づれには、とてもいいかもしれません。
そんな公園を一通り歩いてから、羊蹄山登山口への道を確認しました。
登山口までは、そこからまだまだ、ありそうだったので、「明日は、ここから、
帰ってくるのだな」程度に思って、その日は、終了しました。
しかし、このとき先に行ってみなかったことが、あとで、大変なことになるとは、
思いもしませんでした。(^^;)
ホテルに帰ると天気予報を見て、早めに就寝しました。
どうやら明日は、晴れそうです。

ミ★ ミ★ ミ★

明るさで目を覚まし、窓の外を見ると、そこに、羊蹄山が見えました(^o^)
待ってました!と喜んで、準備開始!ホテルを出て、コンビニによって、
食料と飲料水を確保。そして、倶知安駅から、バスに乗り込み、いよいよ
出発です。ドキドキしながら、バスに揺られること30分。着きましたバス停
「羊蹄登山口」バスを降りると目の前に、朝日を背にした羊蹄山!
あぁ、あのてっぺんまで、行くんだぁ。と期待と不安が半々の気持ちで、
いざ出発!舗装路を歩くこと30分。羊蹄登山口に到着。ノートに記帳して、
トイレを済ませて、7:15いざ出発!
(登り始めたら、9合目の避難小屋までは、 なにもありません。)
3合目あたりまでは、緩い上り坂が続く、ラクチンラクチン
そこ過ぎると、にわかに勾配がきつくなり、延々と続く。登る登る登る登る。
昨日の雨のせいで、泥濘があって、歩きにくい、それでも登る登る登る。
時折、視界が開け、雲の切れ目からの景色がすばらしい。と写真を撮っては、
また、登る登る登る。一人ということもあり、自分のペースで、登る登る登る。
途中、先に登っていた、登山者をごぼう抜き!こう見えても、学生時代は、
山岳部でしたから。(両親が。(笑))
(あとで、聞いた話ですが、母親曰く、こういう登り方は、いけないそうです。)
さらに登って、8合目、そして、ガレ場の9合目に到着。振り返るとだんだん雲が
出てきていて、下が見えにくくなっていました。
太ももの筋肉がちょっと痛い。やはり、日頃の運動不足のせいでしょうか。
それでも、登る登る登る。ついに火口に到着!絵に描いたような丸型の火口を
眼下に眺めながら、食事を取る。山頂に吹く風は、冷たく、背中にびっしょり
かいた汗が引いていく。心地よい疲労感。さて、目的地まで、あと僅か!
火口をぐるっと廻って、10:45ほぼ反対側の山頂に到着!標高1898m。
眼下は・・・・雲ばっかり。(^^;)
ところどころに、雲から顏を出す山々の山頂が見えるだけでした。
ちょっと残念ですが、気を取り直して
「葉野香ちゃん、すーきーだー。」
・・・・とやる勇気は、勿論ありません。(笑)
が、達成感は、ありました。本当に登ってしまいました。
人間やれば、できるもんだ。自分で関心。(笑)
ですが、やっぱり、デート中に思いつきで登るようなとこじゃないですよ。>葉野香ちゃん(^^;)
周りを見ると登山ルックばかりで、カジュアルシャツにGパン、スニーカーの私は、
異彩を放ってました。(^^;)

ミ★ ミ★ ミ★

11:00 下山開始!心地よい達成感もつかの間。「降りるまでが登山だ」と
思いしることになりました。
下りは、辛かったです。足に体重が、ぐっとかかって、きつい。
そのうえ、昨日の雨ですべるすべる。で、何回も転んで、弱音はいてました。
(かっこ悪い。。。(^^;))どなたか、下りで、滑らない方法教えてくださいませ。
帰りは、会う人もなく、転びながら、延々と下って行きました。
登りと同じように、登山口に近づくに連れて、傾斜がゆるくなり、ホッとしながら、
歩いて、京極登山口に到着!
・・・・・!!!
なにここは???私有地の畑みたいなとこに着きました。正面には、長い道が
一本あるだけ、まわりには、誰もいません。
とりあえず、まっすぐいくしかないかと思い土の道を歩いていくと、小さな駐車場に到着。
そこに入山者の記帳ノートがありました。
さて・・・。そこからは、砂利道が横に走っていて、右の方に、大通りに出そうな
舗装路が走っています。疲れてるので、さっさと、ふきだし公園に行きたいのですが、
地図らしきものは、見当たらず、人もいません。いやはや、どっちに行けばいいんだぁ!
看板くらいだしといてくれ〜とか、思っていると、砂利道の先にキタキツネを発見!
疲れを忘れてしばし、観察。北海道なんだなぁと再認識してしまいますね。(笑)
とりあえず、大通りにでなきゃだめかなと思って、右の舗装路を進みました。
途中の(農家の?)おじさんが、いたので、「ふきだし公園ってどっちですか?」と
聞くと、この道行けば着くというので、安心して、歩きはじめましたが・・・・。
行けども行けども、公園は、見えず、右に左に蛇行しながら道は、続きます。
まだかまだかと、歩いていると、とうとう大通りに到着!でも、ふきだし公園は、
見えません。(>_<)しょうがないので、近所の方に尋ねてみると、そこから、右に
いったところにあるそうで、相当な距離歩いて、やっとたどり着きました。(^。^;)
思えば駐車場から、砂利道を左に行けばよかったのかもと考えてしまいました。。。
その後、ひと休みしてから、バスで、倶知安に帰り、電車で、小樽に行きました。
この日は、小樽のホテルで就寝です。

ミ★ ミ★ ミ★

翌日まだ、小樽、札幌に一泊と旅程を残し、予定では、積丹や、天狗山など、
廻ろうと思っていたのですが・・・。筋肉痛で足が・・・。(爆)
そんなわけで、残りはホテルで、のんびりして、しまいました・・・。
あ〜、もったいない。。。でも、羊蹄山登れたので、満足です♪
ということで、今回の旅は、終了です。

次回は、来月、旭川〜釧路に行って来ます♪

長々とおつきあいありがとうございました。
なおでした。

 

スニーカーやGパンで羊蹄山に登られるとは( ̄▽ ̄;)(笑
なかなかキツい行程なので、大変だったでしょうね〜。お疲れさまでした〜。

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