小樽編(その1)

12月21日(金) 晴れ

○新倉屋
ここは「北へ。」の「ガイドブック」でチェックするのを忘れて、
小樽グランドホテルを目印に、寿司屋通り方面を探してしまった。
花園団子を買おうと思ったが、高級そうなお店で入りづらかった。

○パーラー美園
今回は写真撮影のみだが、夏はハードアイスを食べた。
コクのある味ではなく、さっぱりした爽快感のある味だったかな。

○三角市場
市場は「呼び込み」がうるさく、近づかないようにしている。
というか、120%見ているだけなので、気が引ける。

○小樽運河工芸館
展望室は冬期は外に出ることができないらしい。
もちろん12月の平日で自分以外は誰もいない。
記念ノートは11月26日付で更新、皆さまのお名前がなかった。
いたずら防止のため、監視カメラ設置とあるが、どこにあるの?

○小樽運河
ここも団体客がひととおり通り過ぎると人はほとんどいない。
小樽運河雪景色はやはりどの季節よりも美しいにちがいない。
小樽運河食堂をのぞくと「すみれ」だけ行列ができている。
ここには「すみれ」の4食箱入りセットが置いてある。

◯小樽オルゴール堂
ひととおり店内を回るが、これと言って目新しいものはない。
クリスマスオルゴールはすでに売り切れてしまったのかな。
小樽オルゴール堂腕時計(3000円、オルゴールなし)を
買おうか迷ったが、文字盤が大きすぎてやめることにした。

◯喫茶エンゼル
エンゼル風カレーとアイスコーヒーを注文する。ロシアティー
も脳裏に浮かんだが、ウェイトレスがかわいいおねーさんで、
なおさら注文しづらくなった。
レジのおばさんはマスターのように温かさを感じる人に見えた。

○天狗山
ロープウェイの券が夏と冬では違う。冬はスキー客仕様らしく、
JRの指定席券のように文字しか書かれていない。
山頂はスキー客が十数名、観光客は5,6人であった。
冬期は「Mt.TENGU532」の展望台に上がれないらしい。
リス園も雪で覆われ、天狗はレストハウス内に移動されていた。
レストハウス周辺で写真を撮るが、柵がなくて崖が迫って恐い。
雪化粧した小樽の街の佇まい、神々しい山、寒々とした海、
表現力のなさを羨むくらい、息を呑むような景色が眼下に広がる。

○快速エアポート
快速エアポート182号(17:45発)で新千歳空港に向かう。
発車15分前に窓側を確保したが、5分前から大勢やってきて、
座席はほぼ満席状態になる。
小樽から新千歳まで1740円、JR北海道のドル箱だろうか?


○最後に
きょうが旅行の最終日ですが、この後に「小樽編2」があります。
そうです、この後にストーリーは意外な方向に展開します。えっ、
もうバレバレですか?


小樽編(その2)

12月21日(金) 晴れ

○新千歳空港ターミナル
出発まで2時間、今回は空港売店めぐりの時間を確保してある。
すみれのラーメン、ロイズの生チョコ、熊出没注意の携帯灰皿
とジッポ(奮発?)を買った。
ロイズの生チョコは自分用にはクリスマスセット(シャンパン、
ホワイト、オーレ、専用化粧箱付)を買った。
専用化粧箱はサンタクロース仕様とホワイトイルミネーション
仕様と売店によって異なっていたが、自分は後者を選択する。 

○JAL524便
JAL524便(20:35発)でいよいよ東京羽田に向かう。
飛行機の滑走に合わせてひとりひとりの名前を呼んだあと、
「みんな、さよなら、ありがとう」を言った。
飛行機は離陸、しばらくしてシュー、そしてまたシュー、
車輪の収納音?が2回聞こえた。
高度の上昇ペースが遅い気がする。窓から外を見ると
札幌市内らしき大きな光の海がだんだん近づいてくる。

しばらくして、
「こちらは機長です。本機は着陸装置の不調のため、新千歳
空港に引き返します。飛行機の航行には問題はありません。」

着陸後、航空会社は協議、乗客は機内待機中、
「代替機は機材と乗員の手配ができません。東京行きは最終便
に若干空席があります。誠に勝手ながら、個人のお客様を優先
搭乗、団体のお客様は旅行会社の支持に従って、用意しました
ホテルにお泊まりください。明朝の便で出発いたします。」

そして、ひでは
このとき22時を回っていた。最終便は21:40発、こちら
もお気の毒に待機しているらしい。結局、航空会社の用意した
「三井アーバンホテル新千歳」に泊まることにする。
実はこの日がバーゲンフェアの最終日だったが、 折角だから
翌日の同便に振り替えてもらった。思わずあと1日「北へ。」
ができることになった。翌日は写真の撮り直しが中心のため、
ここでは省くことにする。(失敗したかな)


○終わりに
おそらく北B史上最低最悪の旅行メモを最後までお読みいただき、
ありがとうございました。ひで流の観点で不愉快に思われた点は
お詫びいたします。また、記憶違いの点は訂正いたしますので、
遠慮なくご指摘ください。
さて、今回思ったことは(月並みですが)「北海道はやはり冬が
いちばん」ということです。雪化粧した北海道の風物は夏よりも
美しく、観光客も極端に少なく、写真も好きなだけ撮れました。
専務車掌さん、久保さんもご指摘のとおり、「雪道」と「寒さ」
も冬の北海道を少しでも理解する上で貴重な体験でした。
最後に、観光地では「天狗山」、食べ物では「生チョコ(シャン
パン)」がひでのイチ押しということを付け加えておきます。


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