第52回ご長寿
1問.琴梨ちゃんはラルズストアの前で主人公に『何を何するのが好き』と言ったか?

答え『妄想』
では、早速ボケるアルね。

ことりん>
ねぇねぇおにいちゃん、わたしラルズストアー前に来ると何だか妄想し
たくなるんだ〜(^-^)

わたし>
も、妄想?(^^;

ことりん>
そうなんだよ、おにいちゃん。(^-^)
初めは、献立の妄想から始まるんだけど、そのあとどんどんエスカレー
トしてっちゃうの。
おにいちゃんも付き合ってね。(にっこり)

わたし>
つ、付き合うって、どうやって?(おろおろ)

ことりん>
大丈夫だよおにいちゃん。(^-^)
この『ことりん特製クギバット』で殴れば、あっというまに『ことりん
ワールド』へご案内だよ。(にっこり)

わたし>
マジッすか?(顔面蒼白)

ことりん>
うん、マジだよ。(にこにこ)
それじゃあ行くよ、おにいちゃん。
痛いのは、ほんの最初だけだから。すぐにラクになれるよ。(にやり)

わたし>
きゃあああぁぁぁぁぁ〜〜!!!??ひひひ、人殺しぃ〜!!!!
やめてゆるしてやめてゆるしてやめてゆるして!!たたた、助けておま
わりさぁ〜ん!!!!(^^;
・・・ツッキャアアアァァァァァ〜〜〜!!!!(T-T)

『どっごおおぉぉぉ〜〜んん!!!!・・・』

注意。
これよりさきは、ことりん及びことりんとシンクロ(仮死状態とも言う)
おにいちゃんによる『ことりんクエスト』のお話でR。(ぷ)

『我こそは、邪悪なるヨッパライなり・・・』

邪悪なるもの『ヨッパライ』により、ここ『オタルランド』は、何もか
もが荒れ果てていた。

通行人1>
ああ・・・最早オタルランドは、終わりぢゃあ〜・・・

通行人2>
た、助けて・・・(T-T)

通行人3>
お父さん、お母さん、恐いよ・・・

全ての人々の恐怖・絶望・・・それら『負』の感情は『ヨッパライ』に
より、皆平等に分け与えられていた。
その『黒き塊』は『聖地・ラルズ=ストア』まで届いていた。

ことりん>
ひどい・・・ひどすぎるよ・・・!!

ラルズ=ストア屋上よりオタルランドの荒れ果てた姿を見詰めていたひ
とりの少女は、胸を締め付けられる思いでそう呟いた。
そしてその時、ひとつの叫び声が歪められた顔とともに少女の目の前へ
と溢れかえった。

『それは、父の形見なんです・・・やめてください!!』

少女>
オタルランドが・・・オタルランドが・・・全ての闇に閉ざされていっ
ちゃうよぅ!!

叫びの声を聞き、今にも泣きそうな声を上げた少女・・・彼女こそ『神
の子ことりん』
ここ北海道の守り神。
北海道が暗黒に覆われた時に現れる女神様だ。

『人々の願い、ラルズに通うことりんの元に届きたり。
 女神ことりん、宿命の旅の様を整え、優しき身に純白なる衣を纏い、
 買い物袋を持ちて、かの地へその身踊らせたり・・・』

ことりんとおにいちゃんちゃんは、旅をしていた。
(おにいちゃんとは、ことりんの幼少の頃より助けて来たものであり、
この旅でも彼女の為にと同行していた)
そしてふたりが、ついにオタルランドへと足を踏み入れたその時・・・

わたし>
ここが本当にあの繁栄を極めたオタルランドなのか!!?
なんてひどい荒れようだ・・・

ことりん>
こ、こんな事って・・・
あっ、おにいちゃん!!あそこ見てみて!!ホラ、あそこ!!

彼女の指さす場所・・・かつて恐らく賑わっていたであろうとある通り
で、鬼気としながらヨッパライが飛び跳ねていた。
そのすぐ横では、少女が倒れて泣いている。

ヨッパライ>
ホラホラホラホラァ〜!!どうしたのォ〜?ホラホラホラホラァ〜!!
HA〜HAHAHAHA!!

少女は、余りの恐怖に泣き止まない。

ヨッパライ>
ホラホラホラホラァ〜!!ペンダント、返して欲しくないのかぁ〜い?
ホラホラホラホラァ〜!!HA〜HAHAHAHA〜!!

余りの恐怖に少女は、気を失い掛けていた。しかし。
ヨッパライのすぐ後ろにふたつの人影を見てハッとした。
人影は、ヨッパライの肩を掴んですぐさま、右手に持った買い物袋でヨ
ッパライの顔面を何度も張った。

ヨッパライ>
ほんげええぇぇぇ〜!!!??

ことりん>
とどめの『コ〜クスクリュ〜パァ〜ンチ!!』(にっこり)

『どっごおおぉぉぉ〜〜〜んん!!!!』(あご直撃)

ヨッパライ>
グバビブベボホアアァァァ〜〜!!!!!!(ぶっとばされる)

(『必殺コ〜クスクリュ〜パァ〜ンチ!!』とは、腕と拳に捻りを加え
る事により、通常の数倍にも及ぶ破壊力をうむ殺人技なのだ!!)
『マジカルたるO〜と、原子力より抜粋』

ヨッパライは、天空高く舞い上がり、そして顔面から地面に叩き付けら
れた。
元もとアルコールで赤く染まった顔をしたヨッパライは、起き上がり様
に怒りでことさらに真っ赤に顔を染め抜き、鼻から血を『ブシュウゥゥ
!!』と、噴き出した。
そして人影を『ギロリ』と睨み付ける。
血が目に入った為か、ヨッパライは初め人影が良く見えなかったが、血
が引き、目が慣れるにしたがって相手の顔が見えてきた。

ヨッパライ>
なんだテメェ〜は?

酒臭いその生き物の問に、ことりんは、何も答えなかった。
ヨッパライを見詰めるその瞳は、にこやかだが明らかにひややかに見下
しそして『クスッ』と笑った。
背景(バック)では、効果音が『ドオオォォォ〜ン!!』と鳴り、少女
は『はああぁぁぁ!!』と、驚いている。
ヨッパライは『ムッ』とすると『ビシィッ!!』とキメて、ことりんを
指さした。

ヨッパライ>
貴様ぁ〜!!このオレをぅぅ〜!!『この俺様』ををを!!よくも!!
『よくも』叩いてくれたなああぁぁぁ〜〜!!!??
許さん!!『許さんぞ貴様ああぁぁぁ〜!!』
この俺の『分身』の『スタンド』でええぇぇぇ〜〜!!!!
貴様をじっくりと切り刻み、その場に押し倒してからたぁ〜ぷりと弄ぶ
ように・・・ピィ〜!!(以下解読不能)してやるぅっ!!!!

ヨッパライが動いた!!
『ドッギアアァァァ〜〜ン!!!!』と言う、効果音とともにヨッパラ
イが増えた!!なんという事だ!!
そして直ぐ様、ことりんを取り囲むと・・・!!

ヨッパライ>
そぉ〜ら・・・ORAORAORAORAORA〜〜!!!!

『どがああぁぁぁっ!!!!』(直撃)

ことりんは、地面に叩きつけられた。
しかし直ぐ様ににっこりと微笑みながら起き上がり、スカートについた
泥を叩き落とす。

ヨッパライ>
ヒィ〜ヒャハハハハハハハハァァ〜!!どぉ〜だぁ〜!!ああ〜ん!!?
俺様のスタンドは、無敵『無敵いいぃぃぃぃ〜!!!!』誰にも見破れ
はしないぜええぇぇぇ〜!!!!(にやり)

ヨッパライは、得意気にそう言った。
しかし、ことりんは、にっこりと微笑んでこう言ったのだ。

ことりん>
それはどうかなぁ?
本物の鼻の上に血がついているよ。ねぇおにいちゃん。(にこにこ)

わたし>
うん。確かにね。(にやり)

ヨッパライ>
なっ、何いいぃぃぃ〜!!?

ヨッパライは、慌てる様に鼻に手を当ててハッと気付いた。

ことりん>
『しまった!!貴様、騙したな!!?』って言うもん。(にっこり)

にこにこしながらそう言うことりん。

ヨッパライ>
しまった!!貴様、騙したな!!?

と、ヨッパライ。
そしてその時!!ことりんと、おにいちゃんは同時に買い物袋と拳を繰
り出した!!

ことりん・おにいちゃん>
くらっちゃえ!!(にこにこ)食らえっ!!(ぎらん)

『ぢゃきぃ〜〜〜〜〜〜んん!!!!』(HIT)

ヨッパライ>
ぶげおばああぁぁぁ〜〜〜〜!!!!

ことりんとおにいちゃんは、ヨッパライをまっぷたつに切り裂いた。
『その』細胞が少しずつかき消されていき、今まさにその姿が無くなる
時、少女は、こう言ったのだ。

少女>
あ、あの・・・助けて下さってありがとうございます。
お礼にオタルウンガ=コウゲイ=カンに寄っていって下さい。(^-^)

こうして新たな旅が始まるのであった。
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ことりん>
おにいちゃん・・・おにいちゃん!!起きて起きて!!(にっこり)

わたし>
う、う〜ん・・・ここは?

ことりん>
今日の妄想は、ここまでだよ。
続きは、また明日やろうね。(にこにこ)

わたし>
・・・・・・

お母さん・・・もしかしたら僕は、生きて東京に帰れないかもしれませ
ん。
だからさきに言っときますね。
          『さようなら』(T-T)

問1 完。

 

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