痛い!!いたたたたたた!!パート2

前回、愛しきことりちゃんの『へにゃ髪』を触ろうとし、見事な半殺し
となった久保 真。
しかし、彼は・・・
『熱さ、喉元過ぎれば何とやら・・・』

ことり>
ららら〜ららら らんららん・・・あれ?ああぁぁぁ〜っ!!!??

わたし>
ど、どうしたの?ことりちゃん!!?

ことり>
おかあさん、また買い物忘れてるぅ〜っ!!
もぅ〜っ!!おかあさんの馬鹿!!
自分で買い物しておくからって言ってたクセに!!

わたし>
あははは・・・まぁ、ようこおばさんらしいと言えば、らしいよねぇ〜

ことり>
もぅ〜・・・おにいちゃん、笑い事じゃないよぅ〜
今日は、本当に何も無いんだから〜!!
流石に何も無いとお料理出来ないし・・・
わたし、今お金、全然持ってないし・・・
う〜ん・・・
・・・ねぇねぇ、おにいちゃん、ちょっといいかなぁ〜?

わたし>
ん?なになに、ことりちゃん?

ことり>
・・・あ、あのねぇ〜、これから買い物に行こうと思うんだけど・・・
そのぅ〜今わたし、お金全然持ってないの。
だからね、あのね・・・お願い、おにいちゃん!!
少しの間、お金貸して!?おかあさん帰って来たらすぐに返すから!!
お願いっ!!

わたし>
あははは!!なぁ〜んだ。そんな事、お安いご用だよ。
それと、買い物も付き合うよ。

ことり>
本当〜!?おにいちゃん、ありがとう!!それじゃあ、今から買い物に
行こうよ!!

わたし>
あははは・・・うん、行こうか、ことりちゃん。

ことり>
うんっ!!

わたし>
『キュピィ〜ン・・・!!』
・・・・・・・・・・・・
二人、買い物の帰り道にて。

ことり>
おにいちゃん、本当にありがとう!!お蔭で助かったよぅ〜!!
これだけ買えば明日の分も安心だね!!

わたし>
あはは〜そうだね。
それと、困ってる事があったら何時でも言ってよ。
出来る限り力になるからさぁ〜ねっ?ことりちゃん。

ことり>
・・・うん・・・ありかとう、おにいちゃん。
わたし、お礼にとびっきりおいしい晩ご飯作るねっ!!

わたし>
本当!?楽しみだなぁ〜・・・あっ、そうだ!!
買い物を忘れたようこおばさんには、バツゲームを受けてもらうって言
うのは、どうかな?
例えば『タイヤキ鍋』を食べてもらうとかさぁ?
(くくく・・・恨み、晴らします!!)

ことり>
あっ、いいね、それっ!!ふふふ・・・やっちゃおかな?
おにいちゃん!!?

わたし>
あはははは!!やっちゃえやっちゃえ!!

ことり>
うんっ!!やっちゃう!!

わたし>
あははは・・・さてと・・・ねぇ、ことりちゃん。
お礼の晩ご飯も嬉しいんだけどさ、他の事もお願いしたいなぁ〜。

ことり>
えっ?なになに?おにいちゃん?
わたしに出来る事なら何でも言ってよ!!?

わたし>
本当!!?それじゃあ〜ねぇ〜・・・

ことり>
うんうんっ!!

わたし>
じゃあ〜ねぇ〜・・・

ことり>
・・・(ドキドキ・・・)

わたし>
(キュピィ〜ン!!)
そ、そそそ、そのへにゃ髪をさささ、触らせてくれええぇぇぇ〜いっ!!

 

ことり>
えっ・・・?えぇ〜っ!!?

わたし>
前にも言ったけど、ことりちゃんのそのへにゃ髪、触りたくて触りたく
て・・・
お願いだことりちゃん!!髪の毛触らせてプリーズ ミィ〜ッ!!

ことり>
だだだ、駄目だよおにいちゃん!!そ、そんな事言ってるとまたはやか
さん達来ちゃうよっ!!?

わたし>
ん?あぁ、彼女ね。大丈夫!!彼女、ここには、来れないんだよ。

ことり>
えっ・・・?どうして?

わたし>
ふふふ・・・それはね・・・

そのころの北海軒。

はやか>
な、なぁ〜兄貴・・・何か今日は、ミョ〜に客多くないか?
しかも何だか知ってる顔ぶれだしさぁ〜・・・

兄貴>
あ、あぁ〜・・・たしかにな。

蒼き月の夜>
しっかしここのラーメン、うまいっすねぇ〜!!
俺、また今度来ようかな?

けあふりぃ>
いやぁ〜本当うまいですわっ!!
さっすがゆきちゃん、目の付所が違いますわっ!!

ゆきちゃん>
でしょでしょう〜!!!わたし、最近ここの事知ったんだけど・・・本
当、大穴ゲット!!って感じよねぇっ!!

愛田 耕作>
ここの半ラーメン、大いに結構!!
お前もそう思うだろ?

愛田 里子>
ええ・・・本当においしい・・・

愛田 めぐみ>
うん、おいしい!!あっ、そうだっ!!ねぇ、おとうさん
うちで『牛乳ラーメン』って言うの、作ってみようよ!!?ねっ?

クロちゃん>
にゃにゃにゃっ!!
(マジうめぇっ!!っと、言っているようだ)

鼻黒3号>
モモモゥッ!!
(たしかになっ!!っと、言っているようだ)

あらいさん>
シャシャシャシャシャシャシャアアァァァ〜ッ!!
(思わず手を洗いたくなるうまさだぜっ!!っと、言っているようだ)

愛田 里沙>
ダァ〜ッ!!
(うめぇっ!!っと、言っているようだ)

川原 鮎>
・・・!!
おとうさん!!このままじゃヤバイよ!!

川原 雄大>
た、たしかに!!

椎名 薫>
このうまみ・・・色々と調べる価値があるわね。

ターニャ・リピンスキー>
はやか、ここのラーメンは、何時来てもおいしいですよね。ツルツル。

・・・他、大勢のお客さん達でにぎあう北海軒。

 

わたし>
・・・と、言う訳さぁ。

ことり>
そ、そんなぁ〜!!

わたし>
と、言う事で邪魔者は、何処にもいない!!
でわでわっ!!・・・こっとりちゅわぁ〜ん!!
(再びルパン三世ばりの空中ダイブ!!)

ことり>
きゃあっ!!?

『ガイイィィィンッ!!』(何かが命中)

わたし>
ゲハァッ!!?(またしてもドシャア!!と墜落)
いいい、痛てぇっ!!?ななな、何だ!!?
・・・お、おぼん・・・?
はあああぁぁぁぁぁっ!!?ままま、まさか!!?

はやか>
ハァハァ・・・ま、間に合った・・・
おいっテメェッ!!!??

わたし>
ひ、ひいいいぃぃぃぃぃ〜!!!??

ことり>
は、はやかさぁ〜んっ!!(えぐえぐ)

はやか>
大丈夫?ことりちゃん?・・・テメェ〜久保!!
あれ程調子に乗るなって言ったのにまたこれかよっ!!?

わたし>
ばばば、馬鹿なっ!!?お前、店忙しかったんじゃなかったのか!!?

はやか>
店?ああ・・・店な。
ふっ、今じゃ、強い味方がいるんだよ!!

そのころの北海軒。

風祭>
おいっ、テメェ〜ラッ!!何ちんたらやってんだコラッ!!?もっとテ
キパキ動かねぇ〜かっ!!?

鈴本>
は、はいっ!!親分!!

風祭>
鈴本!!何べん言ったら解るんだ!!?親分じゃあねぇっ!!社長と呼
べっ!!それと何時になったらそのふざけた格好直すんだっ!!?ああ
っ!!?

鈴本>
すすす、すみませんっ!!親・・・いえっ社長!!
つ、次からは、気をつけますっ!!

風祭>
っち、たく・・・左京さん・・・すみませんねぇ〜うちの社員は、馬鹿
が多くて・・・

兄貴>
い、いいえっ!!こうして手伝って頂けるだけでも、とても助かります
よ!!

風祭>
いえいえ・・・今では、ここもこんなに繁盛してなによりです。
この風祭!!今後も全力でサポートさせてもらいますよ。

兄貴>
あ、ありがとうございます!!

ゆきちゃん>
あっれぇ〜?おじさんもしかして『けあふりぃ』さん?

風祭>
はっはっはぁ〜・・・お嬢さん、人違いじゃありませんか?彼なら今、
トイレに行ってますよ?

ゆきちゃん>
んん〜そう?まっ、いいかぁ〜

蒼き月の夜>
しっかしあのおっさん、一体何時も何考えてんだかサッパリだよな。
気色悪いぜ、まったく・・・

風祭>
・・・!!?
『ドシュッ!!』(誰にも見えない角度からのコークスクリューパンチ)

『ズドォ〜ンッ!!』(ヒット!!)

蒼き月の夜>
メ、メケメケエエェェェ〜ッ!!!??
(ドカシャア〜ッ!!と、ふっ飛ぶ蒼き月の夜)

ゆきちゃん>
きゃあっ!!?なになに!!?どどど、どうしちゃったの!!?蒼き月
の夜さん!!?
か、勝手にふっ飛んでイっちゃってさぁ!!?

風祭>
!!?い、いかん!!!!白目をひん剥いて気絶しているぞっ!!?
左京さん!!悪いが奥の部屋を貸してくれんかね!!?
彼を寝かさないといかん!!

兄貴>
た、大変だ!!?ど、どうぞ使って下さい!!

風祭>
ありがたいっ!!
おいっ、鈴本!!後は、任せたぞ!!いいな!!?

鈴本>
は、はいっ!!親・・・いえっ社長!!

風祭>
(くっくっくっ・・・)

 


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