はやか>
と、言う訳さ。
まぁ、覚悟を決めるんだね。

ターニャ>
はやか、また見れるんですね?『あの色』が?

はやか>
あれ?ターニャも来たの?

ターニャ>
はい!!はやかについていけばまたあの色『鮮血の赤』が見れると思っ
て!!(キラキラした瞳で)

はやか>
ふふふ・・・見れるよ、ターニャ。
まぁ、今回は、多少手加減するけどね。

わたし>
ふふふ・・・

はやかandターニャ>
???

わたし>
馬鹿め!!今回は、頼もしい助っ人がいるんだよっ!!
まぁ、せいぜい自分達の鮮血の赤でも拝むんだなっ!!

はやか>
な、なにっ!!?

ターニャ>
は、はやかの鮮血も・・・見てみたい・・・です・・・
(ウットリとした陶酔の表情で)

はやか>
おいおいおいっ!!?ターニャ!!?(^^;;;

わたし>
ふっ・・・では、先生!!宜しくお願いします!!

『ドッギャアアアァァァァァ〜ンッ!!!!』

桜町 由子>
はぁ〜いっ!!みんな元気してるぅ〜!!?
でないと、ダイナマイト50000トン、喰らわせちゃうぞっ!!?

はやか、ことり、ターニャ>
!!!??

わたし>
ふふふっ、驚いたか?
彼女には、タイマイはたいて今日一日、俺様の傭兵となってもらったの
だ!!
ちなみに今北海軒にいる客、ありゃ俺が呼び寄せた客だぁ〜!!金出し
てなっ!!

はやか>
くっ・・・やっぱり!!どうもおかしいと思ったんだよなっ!!

桜町 由子>
ええ〜と、個人的な恨みは、あなた達にないけど〜これも仕事なのよね。
久保くんに今日は、銃打ち放題だって言われているしさ。
んじゃあ〜行くわよぉ〜!!?

はやか>
くっ!!向こうは、闘いのプロ!!
こ、このままでは・・・殺られる!!

ターニャ>
待って下さい!!

桜町 由子>
ん?なになに?
命乞いは、NOよんっ!!?

ターニャ>
由子さん、あなたはたしか、この人の事が大好きでしたよね?
(そう言って、写真を見せる)

桜町 由子>
あっ!!!??

ターニャ>
そうです、これは、香月さんの生写真です。
もし、わたし達の仲間になってくれたなら『これ』を差し上げますよ?
どうしますか?

桜町 由子>
ごっめぇ〜ん、久保くん!!
やっぱ公務員は、バイトすると後々面倒だからさぁ〜
ねっ!!?あっ、お金は、後で返すからさ!!?
ねねっ!!?

わたし>
そそそ、そんな!!?

 

はやか>
ターニャ、ナイス!!
でもその写真、どうやって手に入れたんだ?

ターニャ>
こんな事もあろうかと!!もしもの為に自衛隊の敷地へ潜り込んで隠し
撮りしてきました。

はやか>
ももも、潜り込んでって・・・一体どうやって!!?

ターニャ>
ふふふ・・・はやか。
わたしは、若干12才にしてこの日本に来ました。
その時に乗り込んだカニ缶輸送船・・・
あの時の命がけの密航劇に比べたら、自衛隊敷地内への潜入など、造作
もありませんよ。

はやか>
タ、ターニャ・・・お、お前今とんでもない事言ってるの解ってるのか
!!?(^^;;;

ターニャ>
???わたし、日本語よく解りません。

はやか>
お、お前ってヤツは・・・(T-T)

ことり>
何だかよく解らないけど、ターニャさん凄い!!

ターニャ>
ありがとうございます。ことりさん。

はやか>
ま、まぁ、いいや。
それでは、由子さん、宜しくお願いします。

桜町 由子>
オッケェ〜イ!!じゃっ、いくわよっ、久保くん!!?

わたし>
ちょっ、ちょちょちょ、ちょっと待って!!!!

桜町 由子>
ん〜、問答無用。ファイヤアアァァァ〜!!!!

わたし>
そそそ、そんなって・・・ギャアアアァァァァァ〜・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(余りの弾幕、集中砲火により、声にならない)

はやか>
さっすが自衛隊!!凄いぜっ!!(ガッツポーズで)

ことり>
おにいちゃん!!頑張ってぇ〜っ!!(大はしゃぎ)

ターニャ>
ハラショーッ!!(ロシア語で、素晴らしい!!と言う意味)
久保さんの鮮血・・・真っ赤に飛び散って・・・とっても綺麗です・・・
(陶酔した眼差しで)

桜町 由子>
ヒャッホゥ〜!!最高ぅ〜っ!!(イッちゃってる表情で乱射)

わたし>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!
(全然手加減してねぇっ!!と、言っている)

 

桜町 由子>
ついでにこの手投げ弾も喰らえ〜いっ!!

『ポイポイポイッ!!』(3発ほど投げ込む)
『トンテンカン』(久保の足元へ落下)
『ズドンッドカンッバカンッ!!!!』(大炸裂!!)

わたし>
・・・ッ!!・・・ッ!!・・・ッ!!
(ベムッ!!ベラッ!!ベロッ!!・・と、叫び声をあげているようだ)

はやか>
あっ!!由子さん、とどめは、ことりちゃんにさせてあげて!!

桜町 由子>
おぅ〜けぇ〜いっ!!あぁ〜すっきりしたっ!!

はやか>
じゃあ、ことりちゃん、ゴォ〜!!

ことり>
うん!!おにいちゃあ〜ん!!
(そう言って、久保の背中にガシッと抱きつく)

わたし>
(薄れゆく意識の中で)
な・・・な・・・に?

ことり>
昨日わたしが作ってあげた晩ご飯、一体何だったか覚えている?
ナスのマリネと、オニオンスープと・・・あと一つ。

わたし>
ジャ・・・ジャーマンポテト・・・かな?

ことり>
ブッブゥ〜ッ!!違いまぁ〜す!!答えは・・・
ジャーマンスープレックスですっ!!!!!!!!
うおぅりゃあああぁぁぁぁぁ〜っ!!!!!!!!
(投げっ放しジャーマン、大炸裂!!)

『どっごおおおぉぉぉぉぉ〜んっ!!!!』

わたし>
うぎゃあああぁぁぁぁぁ〜・・・・・・!!


あぁ・・・人とは、裏切りやすいものなのですね・・・
勉強になりました。みなさん・・・さようなら・・・

 


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