■ 2003年 旅行日記 函館編2 ■ もうすこしだけ、函館編。 私の旅行中の朝は凄まじく早い。 朝もやがまだかかる早朝5:20に目覚ましがなる。 6:00までゆっくりと準備し、途中宿泊客の方と気持ちよく朝の挨拶を交わして朝市へと 向かう。 うろうろと朝市を見学しながら、摩周丸方面を南から迂回してあるお店に向かう。 ■ 道南食堂 ■ タクシーの運転手さんに聞いて知った、海鮮食堂だ。 黄色い大きな店看板がとても個性的なお店だ。 丼ものや焼き魚、お惣菜が食べられるが、なんと言ってもこのお店の特徴は、店の外ま ではみ出して貼られている有名人、著名人の写真だ。 テレビで何度も見た事のある顔が、店長さんと握手しながら笑顔で写っている。 ……へえ〜、ここって、結構有名なんだな…… 中に入ると、朝早いからか以外と空いており、注文も普通にすることができる。 ウニ丼を頼み、改めて店内を見渡してみると、うわー…写真写真写真(笑) 「今年の8月にね、優香が来たよ」 「へ〜、いいなぁ、芸能人に会えて」 「これ、その時の写真」 「おーー」 「あ、そう言えば、支那そば屋の店長やってる、あの熱血料理人も来たよ」 「うわー、来たんだあの人……」 などと話をしながら楽しく頂く事にする。 このお店には本当にたくさんの有名人が来たらしく、家のほうにも300枚の写真が積まれ ているとか。 うひゃー…… しかし、来るお店には、普通に来てるんだなぁ。 私も、一度でいいから、有名人とオトモダチになってみたいもんです。 ……まあ、友達になったら以外と普通だったるするんだろうけど(◎´ー`◎) (有)道南食堂 朝5:00〜昼1:00 定休:水曜日 TEL:22-6843 ウニ丼やお漬け物を頂きながら、お土産屋さんで良い所がないか聞いてみる。 「ああ、それなら一緒にいってあげるよ。良い所があるから」 「( ゜▽゜)♪」 朝ご飯の代金を払い、お店の前で写真を撮ってもらい、お店を紹介してもらうために、後 ろについていく。 ■ カネフク 藤田水産 ■ 道南食堂のおじさんは、市場の奥の方へとずんずん進んで行く。 そこは、朝市の入り組んだ所にある。 場所としてはホテルのある、朝市のメイン道路に建っている「駅二市場」のあたりから奥 に入った所にある「函館朝市塩干物市場」の建物の中にある。 分かりにくいので、朝市で食事をした時に聞いてみてもいい。 ここでは、周りのお店の商品も一緒に送ってくれたりもするらしい。 道南食堂のおじさん、忙しくなる時間なのか、急いで帰って行く。 ありがとうでした、おじさーん。 さて。 ウニ・カニ・エビがセットで5000円。 花咲ガニが5000円……うーむ、どうしよう。今が旬なんだよな、花咲ガニ。 「まあ、どうぞ、食べてみて」 そう言われてカニをぱくりとひとくち。 ……こりゃウマイわ……(◎´¬`◎) 花咲カニのウマさにヤラれて、花咲カニにウニを1パックつけて送ってもらう ことに。 いやーしかしウマかったー。 さて、そろそろ他の場所も巡ってみよう。 と、その前に。 『俺の函館・駅前朝市本店』で、イカスミソフト5倍を買ってみる。 「5倍」と言った瞬間、ドバーっとイカスミパウダーが……(笑) しかし、そんなにイカスミっぽい味はしなかった。 ……イカスミって、味ないのかなぁ? 少しだけ遠出しえ、イカ広場へ。 この広場も変わったな……昔は板張りだったのになー。 摩周丸も、撮っておこうっと。 ここから、昨日タクシーの運転手さんに教えてもらった、「魚一心」の場所に行ってみる 事にする。 もちろん居酒屋なので、朝7:00からお店は開いてないが……あ、ここか。 魚一心は、国道278を、市電線路ぞいに歩いていれば、右手に見えてくる。 少々小さなお店なので、もし居酒屋好きで興味があれば、注意して行ってみてください〜。 魚一心の場所を確認して写真も撮れたので、ちょっと駅前のコーヒーヨップ 『DOUTOR PARTNERS』に入ってブレイク。 ふー、朝から歩いてるな、結構(笑) ここは、さすがコーヒーショップ、種類が豊富で、サイズもS〜Lから選ぶ事ができる。 15分くらい休憩し、7:45に店を出る。 ホテルに戻って、結構汗をかいている事に気が付く。 しかし、今年の北海道は結構暑いな。 汗を拭いてひと休み、おかしくなったコンタクトを直して外へ。 チェックアウトまでは、まだ十分時間がある。 ここからは、BAY HAKODATEへと向かう。 昨日の話の通り、インターホンを押すと係員の方が来てくれる。 本来は、開店10:00、自転車の貸し出しも10:00だが、私のように事情を話すと、朝 早くでも貸してくれる場合があります。 あくまで、話に納得してもらえれば、の場合ですが(^^;) 手続きを終わらせて、自転車を借り、坂へと向かってみる。 倉庫街を抜けて行くと、突き当たりにあるのがラッキーピエロ。 うーん、もうオナカイッパイです……。 という訳で、とりあえず写真だけ撮っておくことにした。 ……しかし、なんちゅうか、浮いてるよなぁ、この店(^^;) ■ ラッキーピエロ ■ 市内に8店鋪ある、人気のファーストフード店。 レイアウトが大変個性的で、森の中のメリーゴーランドをイメージしているのだそうだ。 夜遅くまで営業しているので、夜の函館倉庫群を堪能したあと、立ち寄ってもいいだろう。 お薦めはやはりチャイニーズチキンバーガーです(*'-')v 函館市末広町23-18 10:00〜翌日0:30(土曜は翌日1:30) 無休。 ラッキーピエロのある坂を上へと登って行くと、ちょうど八幡坂だ。 毎度思うが、とんでもない坂だなこれ(^-^;) さすがに自転車をこいで行くのはムリなので、一生懸命押して上がる。 上がった先では、ツアー客の皆さんが、ガイドさんから説明を受けていたので、あたりま えのようにコッソリ混じって説明を聞く(ぉ(笑) 坂を登った一帯には、教会などが多い。 今は幼稚園になっているものも、昔は違う目的で使われていたものがある。 それが「遺愛幼稚園」だ。 ここは、元々アメリカ・メソジスト派の幼稚園で、どこかアメリカンテイストな雰囲気 のする建物だ。 外観のみ、自由見学となっている。 ■ 遺愛幼稚園 ■ 住所:函館市元町4-1 市電十字街駅から徒歩8分 連絡:函館国際観光コンペティション(0138-27-3535) ここからチャチャ坂へ向かう。 っていうか、坂ばかりだな函館……。 函館ハリストス正教会は、チャチャ坂を登った先で、よい写真が撮れる。 この一番良いスポットに建っているのが、『ガーデンハウスCHACHA』。 ここはテラスがあり、そこから一番いい写真が撮れる。 夏の暖かい日なら、このテラスで飲み物を飲みながら寛ぐのもいい。 ……って言ってられるほど余裕がなく、チャチャ坂を登り切った時には既に脱水状態。 ゼエゼエゼエ……け……結構キツかったな……しゃ……写真を…… この日は、気温も高く、上着を着ていても相当汗をかいた。 函館は北海道の中でも暖かい所なので、それも当然だけど、しかし暑い……。 チャチャ坂をクリアすれば、後はきつい坂道は殆どない。 このまま下って、一路旧函館区公会堂へと向かう。 ここも、定番の観光地だ。函館に訪れた者は、必ず行くだろう建物だ。 ■ 旧函館区公会堂 ■ 1909年(明治42年)起工。翌年施工となった、日本人技師による公会堂。 中には大理石の応接室や、皇室の方々が使う専用トイレなんかもあったりします。 この建物自体が、国の重要文化財に指定されており、修学旅行のスポットとしても有 名で、時期によっては、たくさんの児童、学生でごったがえす。 函館市元町11-13 9:00〜19:00(冬期は17:00まで) 5〜8月は無休。それ以外は月一回不定休あり。 内観料300円。土足禁止。 いやー、しかし人が多いわ、さすが人気スポット。 特に修学旅行生が多い。 写真を撮ろうとするたびに、学生さんが横切る横切る(笑) ある程度移した後、坂を下り、中華会館を写しておく。 ……なんて写真に撮り辛いところに建ってるんだこの建物は(^^;) ええと、こんな感じかな……これ以上は道路に出ないと……おあー危ない Σ( ̄□ ̄ノ)ノ ……轢かれかけた……(コラ ■ 中華会館 ■ 中国の伝統的な建築技法で作られたのが、この中華会館。 道路に沿う形で窮屈そうに建っているレンガ造りの建物だが、なかなか重厚だ。 住所:函館市大町1-12 市電末広町駅から徒歩十分・弥生小学校前 ちょっと時間的に自転車観光は無理がありそうなので、自転車を返して、タクシーで移動 することにした。 倉庫群の所でタクシーを拾い、外国人墓地へと向かってもらうことに。 「あ、ここ、誰も観光客の方来ないんですが、珍しいですよ」 そう言って教えてくれたものは、鯨の供養塔だった。 昔に捕鯨をしていた時に、その鯨の供養のために建てたものらしい。 狩った獲物を無駄なく全ての部位を使い、感謝を忘れない日本人らしいものだ。 へー、こんなのもあったんだなぁ。 車を走らせながら、運転手さんが一旦停車する。 「このお寺には、新選組の記念碑があるんですよ」 そう言われて、一旦車を降りて行ってみることにした。 確かに、お寺の一角に、それらしきものがある。 『土方歳三と新選組隊士供養費』という立て看板がある。 新選組は函館でも有名だが、中でも土方歳三は特別なもののようだ。 ここは、おそらく方角的に称名寺、だと思われます。 このあたりは、もうひとつ高龍寺とここしかお寺はありませんです。 称名寺は、1929年(昭和4年)建築。円龍が八幡町に寺を造ったのが始まり。 じつはこのお寺、箱館戦争時代に、新選組の屯所として使われていたという歴史がある。 一番最初の建造は、江戸時代初期。 高龍寺は函館でもっとも歴史的価値のある寺院で、1900年(明治33年)に建築されて いる。 ここでは、箱館戦争時代、旧幕府軍の会津藩武士が療養していたおり、官軍に惨殺されて 放火されるという悲しい歴史を持っている。 会津藩士の供養碑には「傷心惨目」と書かれている。 双方、駐車場あります。 ■ 称名寺 ■ 住所:函館市船見町18-14 9:00〜7:00 函館バス高龍寺行きで12分、称名寺通下車、すぐ。 ■ 高龍寺 ■ 住所:函館市船見町21-11 7:00〜16:00 函館バス高龍寺行きで12分、高龍寺へ。下車すぐ。 そこから、元北海道警察庁の建物に行ってみる。 ここは今では学校になっているが、少子化の影響で、空き教室がかなりできてしまって いるらしい。 ■ 外国人墓地 ■ さて、タクシーはメインの観光地である外国人墓地へと移動する。 ここは、ペリー来航時に死亡した二人の水兵の墓を造ったのがはじまりだ。 散策自由となっていたが、その全てが閉まっていた。 ずっと入れないのかな ……まあ、他人の墓に用も無しに入ると言うのもあれだし、まあいいか(^^;) 住所:函館市船見町25〜27 JR函館駅から函館バス高龍寺行きで12分、終点下車、徒歩3分。 ハリストス正教会、ロシア正教会、会津藩、中国人墓地などを見学して回る。 ロシア正教会墓地は昔は土葬だったらしく、遺体のリンが燃えて人魂がよく出現してい たそうだ。 今ではそんな事はないのだが、昔はよくこの現象のせいで肝試しが行われていたらしい。 タクシー運転手さんは結構話好きのようで、新婚さんを乗せたのに話をさっぱり聞いて くれないとか、道南食堂の色紙はあまり好きじゃ無いとか、いろいろとお話をしてくれ ました(笑 ホテルで汗をシャワーで流し、身支度を整えてチェックアウト。 10:45に改札をくぐり、特急スーパー北斗7号で一路札幌へ。 ・ ・ ・ 電車の中でちょっとウトウトしていたとき、 『函館名物イカポッポはいかがですか〜』 と聞こえてきて飛び起きる。 函館のふれあいイカ広場のイカポッポ踊りを見てナニコレ、と思っていたが、……本 当にあるんだ、イカポッポ……( ̄▽ ̄;) 電車は大沼、駒ヶ岳を通り過ぎ、室蘭近辺の海を見ながら、進んでいく。 ■ 2003年 旅行日記 小樽・札幌編1 ■ 12:30、札幌に到着。 ロッカーに荷物を預けて観光しようと思ったが案の定いっぱいだったため、タクシー に乗って、先にホテルへ。 ■ ホテルモントレ エーデルホフ札幌 ■ ……………………………………………………エート( ̄▽ ̄;) ココ、イ ク ラ ス ル ン デ ス カ ? ……なんというか、物凄く高級感のあるホテルです。 なんですかこの入り口。なんですかこのフロント。 なんですかこのどでかいビルはー!(@□@;) と、パニくっても仕方が無いのでチェックイン。 しかし、フリープラン+数千円で、こんなトコに泊れるのか……凄いわこりゃ…… 中はシングルでもゆったりと広く、お風呂はサウナつきでございました。 住所:札幌市中央区北2条西1丁目1番地 電話:011-242-7111(代表) シングル:12500〜 ツイン:10000〜 ※ビジネスプラン 181室 さて。 フロントでレンタルサイクルの話を聞いてみると、どうやらホテルモントレ、という ホテルのすぐ近くに、自転車屋さんがあり、そこで借りられるらしい。 外にでて道路を渡り少し歩くと、なるほど、確かにあった。 サンアイビル、というビルの1階に、サイクルショプナカムラというお店がある。 ここで手続きをすると、マウンテンバイクを貸してもらえた。 料金は、3時間1500円ほど。時間超過によって、追加料金が発生します。 よし、自転車も借りられた。 まず向かうのは、もちろん札幌駅。 以前と違う風貌にかなり驚く上、かなり道も変わっている。今までの記憶が、あまり 役に立たない(汗 えーとえーと…………ココダ ■ 札幌駅タワー ■ 駅前にそびえ立つのは、有名な駅前タワー。 ……うわー、こりゃすごいわ…… 駅前タワー展望台へは、6階から向かう事になる。ここから専用のエレベーターが直 通で伸びており、一気に38階へと向かう。 まずチケットを自動販売機で購入(900円ほど。少し高い)し、受付に通して、6階 エレベーターから38階展望台へ。 へえ、結構広いなここ。 ……うほほーい( ̄▽ ̄) なかなか言い眺めです。 今まで迷っていた自分がとても小さく思えます。……こんなになってたんだ、市内。 お約束で東西南北を写し、自分の宿泊するホテルを写真に撮ってちょっとトイレ…… うわおーーーーーーーなんですかこおトイレはーーーーーーーーΣ( ̄□ ̄;;) 全面ガラスばりの展望トイレなんて、始めてみた…… なんか落ち着きませんね……用足せませんよコレハ…… ゆっくり寛ぎ堪能したら、駅前を写真に撮って、今度はテレビ塔へと向かってみる。 ここには、以前チェックしていたお店があるのだ。 時間は、既に午後4時。 ■ 天空回廊 ■ ここは、札幌テレビ塔のエレベーターを登った先、3階にある展望レストラン。 席の前はガラスばりになっていて、大通公園が見通せる、なかなかのスポット。 なぜかDDでは出てこなかった疑問の場所だが、メニューが結構面白いので、 札幌に行った時には是非いってみましょう。 住所:札幌テレビ塔3F 電話:011-252-0665 営業時間:9:30〜21:00 ここで、『わいのわいの』『えくぼのちょこ』というものを頼んでみる……。 来たのはケーキとアイスオーレでした……面白いなー(^^;) ここから、大通り公園をどれくらい行けるか試してみる。 一生懸命自転車をこいだ結果、4:30までに札幌資料館までは行けました…… しかし、円山公園までは遠い……遠すぎる……という事であきらめ、今回は大人し く帰る事に。 4:45。 今回の旅行では、ネットゲームFF XIのオフ会があるのだ。 LV51戦士として参加シマス(笑 待ち合わせは6:00なので、そろそろホテルに帰って準備準備。 さすがは、ホテル・エーデルヴェルメ。 サウナにジャグジーまでついた、凄い浴場でした。しかも、高層ビルにある露天風呂。 ……いやー……いいのかね俺こんなトコ泊まって……( ̄▽ ̄;) そして、オフ会へ。 ここでは、まずは友達に紹介されたBARへと向かってみた。 ■ BAR PROOF ■ ここはススキノの奥にある小さなバー。 大変雰囲気が良く、店員さんもとてもいい人でした。 注文する前に、飲みたいものなどを相談できるので、気軽にお酒が楽しめるのもグー。 ただ、とても小さなバーなので、団体さんは嫌われるかも。 行く時は、少人数でどうぞ。成人のデートには最適です。 住所:札幌市中央区南3条西3丁目都ビル5階 電話:011-231-5999 営業時間:18:00〜翌日1:30 定休日:日・祝日 席:18席 チャージ:¥1000 オフ会では、焼肉屋さんを営むお二人の所で楽しく焼肉。 途中からお店を閉店にして、メンバーだけでドンチャン騒ぎ(ぉ(笑) 時間は夜11時。 そろそろお開き、という事で私達は次の場所へ。 行く先は、札幌にあるというカチューシャというお店。 ここは、閉店した函館のカチューシャと繋がりがあるかもしれないという店だ。 ■ カチューシャ ■ ここに行ってみると、どうもちょうど閉店したらしい。 店主らしき方にお話をお伺いすると、このお店は、もう札幌で20年営業を続けてい る所で、函館とは全く関係のない、お酒を楽しむお店だった。 昔は函館にも姉妹店を出していたようだが、今ではそれも引き上げてしまい、今で は札幌のカチューシャのみが残っているのだそうだ。 ……函館のカチューシャは、本当になくなってしまったのですね……(´-`) このお店のオーダーストップは閉店の1時間前ですので、行かれる方は覚えておき ましょう〜。 住所:札幌市中央区南7条西4丁目菅原ビル3階 電話:011-531-5776 営業時間:19:00〜翌日1:00 定休日:日・祝日 ちなみに、このビルの1階には、ジンギスカンがあるもよう。 ここでラム肉を食べて、2次会をカチューシャ、というのもいいですね。 この日は、こうして楽しく一日を終えましたヽ(´ー`)ノ(笑) |