〜函館駅〜

午前4時。

ん〜〜( ̄- ̄;)

こんな時間に起きるなんて、まず普通じゃありえない。
だが、私の場合、旅行初日といえば、だいたいこんな
時間から起きて、ごそごそと何かを始める。

今回の旅行は、函館、ニセコ、小樽、札幌、旭川、美瑛、
富良野、というルートで巡るために、ある程度場所とル
ートのチェックをしておく必要がある。

で、「北へ。」を起動(笑)。

とりあえず、スポットのチェックを始める。
まあ、これまでに色々と見ているが、最終チェック、
という所だ。

むむ( ̄- ̄;)

しかし、思ったんだが、結構「北へ。」スポットが消えている。
アッサム、ママ・サブロッソ、樹の家はどこだっけ?
また、美瑛などは、搾乳しかした記憶がないんだが(爆)。
美瑛、富良野は、思った以上にスポットが少ない。
まあ、今回は、そういった所も含めて、新しいスポットも色々
と見て回ろうと思う。
寄るぞ、グリーンゲイブルズ。

とかなんとか言いながら、メモ帳にスポットをまとめ……
4時半。

……ゲームやろっと( ̄▽ ̄)(ぉ

何故かファンタシースターオンラインをオモムロに取り出し
プレイ。
カザミノコテ』とかいう☆×12超激烈レアを手に入れて、
ほくほく気分で外に出ると、もう明るくなっていた。
さい先いいぞう(そうか?

時間は5時である。

__________________________________________

今回の旅行は、前回と違い、かなり余裕のある出発になった。
始まりは函館からなので、まずは関西空港へ行かねばならない。
駅前の6時20発関西空港行きリムジンバスへと乗り込み、朝ご飯
を食べながら、これからの予定を再チェックする。

関西空港に8時45分到着。
搭乗手続きがそろそろ始まる、のだが、どうもテロの影響か、
空港内の空気が違う。
手続きをしようとすると、まずは手荷物チェックを受けるように
促され、長蛇の列ができているその場所へと向かう。
なんとも
厳しいチェック。機械と人の二重チェックだ。
手荷物を開けられたのは始めてだったけど、まあ、体したブツ
は入ってないのでいいか(A ̄▽ ̄;)。
さらに、預け物以外の手荷物チェック。
いやいや、キビシイ。
ちょっと早くも気疲れしてしまったので、9時ごろに空港の
「kimuraya」に入り、くつろぐ。
ふう〜〜……あ、イタリアンとアイスオーレね( ̄▽ ̄)ノ

しかし、こうやって早起きして寛いでいると、1日が長く感じて
しまう。不思議なもんですねえ。

10時発のANA函館行きに乗り込み、函館へ。
さあ、いくぞ、自然豊かな大地、北へ。


■■『はるばる来たぜ函館編』■■

〜1〜

キャ〜ラメル拾ぅたら箱だけ〜〜( ̄□ ̄)(ガーン)(←殴)

と、カモンのかえ歌はどうでもいいとして(爆)。
12時5分すぎくらいに、函館空港に到着。
函館空港を出、すぐにタクシーを拾う。
今回は、前回行けなかった場所の補完も兼ねているので、あまり
ゆっくりとはしていられない。

「あ、すみません、時間を指定して、また来て頂く事はできますか?」
「いいけど、時間は?」
「えと、30分くらいしてから」
「ああ、それじゃ、待ってるよ。30分じゃ仕事できないからね」
「いいんですか?」
「いいよ。で、どこへ行くかね?」
「聖トラピスチヌ修道院へ( ̄▽ ̄)/」

■ 聖トラピスチヌ修道院 ■
タクシーの運転手さんには、サービスで待っていてもらう。
ありがたい。
と、タクシーの運転手さんいわく。

「そういえば、兄さん、いつも何時に起きるの?」
「9時くらいですかねー」
「9時? あー、そりゃだめだわ」
「……?(^^;)」

聞く話によると、この修道院の修道女達は、朝は3時半に起き、夜は
7時半には眠るそうである。
とても信じられない話だが、ここに暮らしている者達を、自分達と
同じレベルで考えてはいけないようだ。

この
聖トラピスチヌ修道院は、総面積15万坪。
甲子園が40個ほど軽く入ってしまうほどの広さである。
観光客が入れるのは、表の一部のみなので、観光地の奥に広がる広大
な敷地を見る事はできない。が、この奥には、間違いなく私達と違う
世界が広がっているのだ。
建物の前には、聖テレジアの像がある。
このテレジアという女性は、15歳で修道女になり、24歳でこの世を
去った女性であるが、それまでに生きた敬虔な行き方から、聖人として
多くの修道女の模範となっている女性だ。
この修道院、観光客が入れる場所の所どころに、イチイの樹がある。
これは、函館の樹らしく、その形は、修道院の鐘を模しているらしい。

さて、やはりここは修道院とはいえ観光地であるため、記念品を売った
り、修道院の生活をかいま見れる記念館もある。
ここで手にはいるパンフは、200円ナリ。しかし、売っているので
はなく、お賽銭箱が置いてある。皆さんの良心を信じてる訳ですね。

あまり長居はできないので、1時くらいに外に出、タクシーに乗り込む。

◆◆◆

さて、ここで函館駅に行くまでに、運転手さんと色々お話をし、
お勧めの場所などを聞いてみる。

まずは函館駅。ここは駅弁が美味しいらしいので、ぜひ。
札幌は、ホテル東急イン11階レストランのとんかつがお勧め。
また、味の時計台、というラーメン屋さんもいいらしい。
ニセコの神仙沼あたりは、9月末あたりは冬眠前の熊氏が現われる
ため、危険なので、避けた方がいいそうです。
また、峠がキツいので、車以外ではいかないように(笑)。
大湯沼あたりはいいようで、ここへ行くのがベスト。
美瑛は、深山峠あたりにある、フラノーブルのジンギスカン。
この峠にはアイスも買える所があるようです。

が。

これは聞いただけで、実際に行ったのは「味の時計台」のみ。
情報求む(^^;)。

◆◆◆

さて、1時半ごろ、第1日めの宿泊ホテル、
『函館ハーバービューホテル』
に到着。
ここは、駅前にある、なかなか大きなホテルだ。
……いや、今回、予定を立てたのが急だったため、このような大きな
ホテルがほとんどなのです(^^;)。
シングルは、ビジネスホテル並みだが、居心地はなかなか良い。

と、ここでゆっくりはしていられないので、早速函館観光へ向かう。
駅そばの貸し自転車屋さんで自転車を借りる。どうやら最後の1台だった
ようで。ラッキー(^^;)。
さて、行くべき場所は、ご存じカチューシャだ。
今日は、ここで昼ごはんをとるのです( ̄▽ ̄)ノ。
しかしその前に、寄りたい所がある。それは、函館駅からすぐ北にある。

■ 土方歳三最期の地碑 ■
新選組マニアなアッシにとって、五陵閣と共に立ちよりたい場所。
ここは、新選組副長、土方歳三が最期を飾った場所として祭られて
いる所だ。土方は、函館の現若松町、一本木で銃弾を浴びて戦死
したと言われているが、その遺体は今だ見つかっていないという。
しかし、最期まで主君に忠誠を誓い、自分の信念を曲げなかった
土方歳三の姿にあこがれを抱く者は多く、今でも
この碑には、線香
の煙が絶える事はない。
私も、この碑に手を合わせる。線香は、マッチが見当たらず断念。
どうか安らかに眠ってください(ーー)。

さて、カチューシャに行きたいのだが、このカチューシャという
ロシアレストラン、かなり分かりにくい所にある。
場所は、市電の線路を北、五陵閣あたりまで進み、線路が東に曲がる
あたりで西に折れ、川沿いの公園を見つけ、その南、なのだが……。
分かるかーー( ̄◇ ̄;)。

結局、1キロも北に行きすぎたあげく、30分もロスして到着(笑)。
まあ、自転車ですから、仕方がないんですけどねー。
時間は2時45分(^-^;;)。

■ ロシア料理レストラン カチューシャ ■
またやってきた、という感じですかねー。
何も変わっていないが、メニューの「北へ。」チラシは外されて
いた。ここにも、歳月を感じる……かなあ(^^;)。
ここで食べたのが、
Cランチだ。
(ピロシキ、ボルシチ、ガルショーチキ、ロシアンティー)
ピロシキは、まあ、パン生地肉まんですね(笑)。春雨入ってま
したですよ。むむ。
ここのボルシチは、紫キャベツを使っているせいで、赤い色をし
ています。あっさり味で、なかなか美味しいです。具たっぷり
ですね。
ガルショーチキは、きのこグラタンの器にパン生地をかぶせ、
オーブンで焼いたものです。
ふわふわパンを崩すと中から出て来るグラタンの香りがタマラン
ですぅ( ̄▽ ̄♪)。
そして、ロシアンティー。これには、バラの花びらのジャムが
つきます。洒落てますねー。ひと口含んで、紅茶を頂いてください。
美味しいですよー。
これで1500円です。高いか安いかは、お財布と相談して
ください。単品もありますし、Aランチは、ガルショーチキ
がなくて、もうちと安いですよ。
また、ランチは3時までなので、気を付けてくださいね。
あ、また、外売りですが、アイスもありますぜ。

さてさて、お腹いっぱいになった事ですので、函館まで戻ります。
今回は、時間の関係で、五陵閣へは寄りません。
時間は、既に3時30分。
そそくさと自転車に乗り込み、駅方面へ。

ふと、市電路線ぞいに、見覚えのあるお店を発見。
お、あれわっΣ( ̄- ̄ )

■ TOP'S ■
ここは、めぐみちゃんシナリオで登場するお店でしたね。
時間の関係で、中には入っていませんが、ここ、
とっても判りにくい
とこに、ナニゲにあります。
市電線路が東に曲がる十字路のすぐ傍なんですけどね〜。
店の看板が判りにくい上に、道幅が狭くで見逃しがちです。
看板を良く見てみましょーね。

この近くに、ヤン衆漁場があるはずなんですが、見当たらず。
ここは、次回に持ち越しですね(A^-^;)。

さて、ここから駅前へと場所は移ります。
まだお読みになりたい方は、次へどうぞ〜(^^)/
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