〜旧函館区公会堂と写真記念館〜

■■『はるばる来たぜ函館編』■■

〜2〜


(・・ )

……ああ、視線を感じるんだが。……犬の(爆)
買い犬なんだろうけど、どうも退屈している所に、いいカモ
がやってきたらしい。
カモとは、もちろん、私。信号まちをしている時に、偶然出合った
……飼い犬さんだが、何犬? これ(爆)
目とか体つきとかはシベリアンハスキーかもだけど、色が灰色?
いたっけ?こんなの。

『バチ(・-・!)(目があう(爆))』

(((((((((≧▽≦)♪
 
しまったΣ( ̄□ ̄;)。
あああ、飼ったばかりのジーンズに犬スタンプがっ!

0(≧▽≦)◯(肉球〜)♪

わわわ、し……信号が青になりそーだから、そろそろ…うぉっ

(肉球〜)◯(≧▽≦)0♪♪

! 信号が青にっΣ( ̄□ ̄;)

0(≧▽≦)◯(にくき……♪♪♪

『くおら!チャッピー!!( ̄□ ̄メ)(怒)』

Σ( ̄w ̄;)(ちゃっぴー)
Σ( ̄□ ̄;)(私)

『お利口にしてなさいって
 あれほど言ったでしょ!( ̄□ ̄メ)(大魔神)』

( ̄w ̄;;)(ちゃっぴー)
( ̄◇ ̄;;)(私)

「ああ、ごめんなさいね、お兄さん。どこ行くの?」
=◯(≧△≦))))))))))))(キャイーン)

チャッピーの首輪を無理やり引っぱって引きずりながらお姉さん
が言う。ああ、ちゃっぴーが死ぬ(爆)。

ええと、駅前、まで。

「それなら、ここをまっすぐ行くといいべさ」

あ、どーも(A ̄▽ ̄;)。
なんともお茶目なチャッピー犬に分かれを告げて、その場を後に。
頑張れ、チャッピー。飼い主に負けるな!(いや、勝ってどうする)

まあ、何だかんだありましたが、なんとか駅前まで辿りつく。
とりあえず、行こうと思っているのがここだ。

■ あうん堂 ■
ここは、小さなライブハウスだ。
GLAYのふるさとでも有名で、それで訪れる観光客も多い。
中にGLAYのサインがあるのも周知の事実だが、あまりミーハーで
騒がないように(笑)。
中のライブの歌声は、外にまで響いてくる。大きな音に混じる歓声。
もしかしたら、ここで聞いた歌声を、GLAYに続いて大きなメディア
でも聞く事ができるかもしれない、などと思いながら、記念撮影。
頑張ってください、みんな。

ここから駅を通りすぎ、函館シーポートプラザへ。
ここを通りすぎるとあるのが『イカ広場』だ。
そして、そこまでの道路には、あい変わらずアレが何枚も埋め込
まれている。
……
イカ踊りプレートが。
イカイカイカイカイカポッポ。
イカイカ……の所は、何だかごそごそ動きまわらないといけない
ようだが、プレートからは、どう踊ったらいいのか全く分からない(笑)。
踊る奴いるのかなあ、これ(^^;)
盆踊り用!?Σ( ̄□ ̄ )(チガイマス)

■ ふれあいイカ広場 ■
ここは、潮風も気持ちがよく、また公園としても整備されている
ため、
ちょっとした休憩にはもってこいだ。
ただ、スケボー少年が結構多いので、事故らないように注意しま
しょーね(^^;)。
摩周丸も、ちょいくたびれた感もあるものの、そこは夜景の一部
を担うスポット。いい雰囲気でしたよ。
そもそも、ここの摩周丸は、昭和63年を最後に引退した青函連絡船だ。
昭和40年より23年に渡り多くの人間を運んだこの船も、今では
その思いでを飾るメモリアルシップとなっている。中では、台風で沈んだ
悲劇の船、洞爺丸をはじめとした80年に渡る船の歴史が紹介されている。

ここから少し南下して西、つまり、朝市前通りを西に行くと、
赤いレンガの建造物群が美しい、金森倉庫群にたどり着く。

■ 金森倉庫群 ■
金森倉庫は、すぐ西に函館山が隣接する、有名な観光スポットだ。
ロマン溢れるレンガ倉庫群を改装し、洒落た佇まいは、昼夜を問わず
観光客人気の的だ。
ここには様々な土産物屋や料理店があり、いつも人と車で賑わっている。
西日が強くなってきたが、その
西日にレンガが照らされて、なか
なかに奇麗だ。このレンガ群の中に、
『BAY HAKODATE』もある。
このウォーターフロント地区は、1801年より埋め立てられ、造船所
があった明治12年には倉庫地帯として発展、昭和63年に『函館ヒストリ
ープラザ』として生まれ変わったのが始まりだ。
ちなみに、『BAY HAKODATE』は、都会的なインテリアと新鮮な魚介類
が自慢のレストラン&ショッピング空間だ。ここで休憩&食事もいい。
そういえば、フェリシモ・クリスマスミュージアムの代わりにで
きたというお店があるようだ。
どんな風に代わったか、興味もある事だし、ちょっと行ってみよう。

■ CHRISTMAS SQUARE ■
そこは、『クリスマス・スクウェア』というクリスマスグッズ店
に様変りしていた。
以前あった、クリスマス・ミュージアムは、世界的なクリスマスコレクター
の、マリア・スタウファー伯爵婦人のコレクションを展示していたが、
さて、それらは、元の持ち主に返されたのだろうか。
中にあったクリスマスツリーは、いったいどこに行ったんだろう、
なんて事を考えながら、覗いてみる。
ファンシーショップ的で、ちと男一人では居にくい所だ(笑)。
基本はクリスマスグッズがある。
近くの壁には、サンタクロースやクリスマスの成り立ちが描かれた
パネルがあり、これは、ミュージアムの時にもあったものだ。
その近くには、函館フェリシモ サンタ郵便局がある。
ここでは、クリスマスに届くお手紙を出す事ができる。
が、人が多い( ̄▽ ̄;)。今回は諦めることに。残念。

さて、もう日も傾いてきた。
早く次の場所に移らないと、さすがに全てをまわれない。
そう思って、前回行けなかった場所へと向かう。
前回は、地図がでたらめだったんだよなあ〜。

■ グラススタジオ・イン・函館 ■
ゲームの中で、ターニャが行きたいとせがんだのが、ここだ。
ここは、実際にが見学できるレンガ作りの工房と、できた作品を売る
売店と、二つの建物からなっている。
この工房は、元は倉庫で、これも
歴史的建造物のひとつだ。
で、見学は一応できるのだか、入ってすぐにガラスの壁につきあたる。
工房内には、入れない仕組みだ。なんとも面白い。
ここでは、頼めば一応ガラス体験もできるらしい。売店で売られている
手作り作品は、小さな飾り物から花瓶まで種類も豊富で、なかなか楽しい。
ガラス工房制作経験者の経験で言わせてもらうと、ガラスとは生きており、
一つとして同じものはできない。そこに、人の暖かみを凄く感じます。
うーん、買いたいが……今回はかさ張るので我慢我慢。

さあ、お次は……と、少し急いで巡っていく事にする。
グラススタジオ・イン・函館から、西へ、大きな通りを過ぎ八幡坂を
登り、途中を北へと向かう。
目的地は、グリーンゲイブルズだ。

■ グリーンゲイブルズ ■
さて、この喫茶店、とても小さなもので、しかも近くに木があったりで
とても分かりにくい
目印は、公会堂の方へと北上していると、左手に函館医師会館が見えてくる。
そこのほぼ正面にあると覚えておけば良い。すぐ北に基坂があり、そこから
函館区公会堂が見えるのも、一応の目安だ。看板は、バドワイザー。
中はとても小さく、10人も来れば、おそらく一杯になってしまうだろう。
雰囲気はいいが、ちょっと中は暗い感じもする所だ。
……ちょっとノートがあるか探してみた。……ないな(^^;)。
その変わりに、シャガールやモネの画集が置いてある。それを読みながら、
やはりメニューで探すものは……。
(葉野香、チーズケーキたべたいなぁ♪)
……何か声が頭の中で響いた(笑)。 そして。
あるじゃないですか、
チーズケイク! しかも一番上!( ̄▽ ̄)(ぉ
当然のように、チーズシフォンケーキとアイスオーレを頼む。
チーズケーキは、アイス、バナナをトッピングしたお洒落なもの。
美味しかったです。十分栄養補給になりましたー。

さて、ここから函館区公会堂へと向かうが、ここは今回は写真に撮るだけ
にしておく。巡る時間が少々惜しい(^^;)。
基坂から公会堂にいたるまでに、とある建物を発見する。

■ 旧イギリス領事館 ■
ここは、元は他の場所にあったものだ、それが、度重なる火災で、現在の
場所に移転されたのだ。現在あるものは、大正2年前後に建てられたもので、
開港記念館として、一般に公開されている。
シックな白壁が、いかにもイギリスらしい建物だ。
ここでは、開港にまつわるいろいろな歴史や、領事とその家族にまつわる
ものが展示されている。
併設しているレストランでは、アフタヌーンティーセット、1000円なり。

■ 旧函館区公会堂&写真記念館 ■
この函館区公会堂は、明治43年、函館の大富豪、相馬哲平氏の寄付で建て
られたものだ。貴族趣味というか、悪趣味なほどキンキラだが(笑)、センス
は悪く無い。2階正面のバルコニー、吹き抜け柱廊などは、明治洋風建築を
代表するスケールの大きさだ。夜間はスポットライトに照らされ、バルコニー
から見る基坂、港の風景を見渡せるこの建物は、国の重要文化財に指定されて
いる。
ハイカラさんが通っているか見てみたが、どうもいないようだ。
ハイカラ衣装館は、明治、大正流行のドレスや女学生衣装を着られる。
彼女に着せてみたい方、もしくは着たい女の子は、4月上旬〜11月上旬まで
の期間に行ってみよう。
 
写真記念館は、公会堂のすぐ下にある。撮り方によっては、バックに公会堂
のある、よい写真が撮れる。
函館の写真の歴史は、ロシアより伝えられた事により始まる。
まさに、日本写真文化発祥の地とも言える所なのだ。現存するものでは最古
と言われる銀盤写真、チョンマゲ姿の松前藩士が移っていたりするのも面白い。
写真機コレクションも、写真好きなら、一度は覗いて損はないものだろう。

また、昔、江戸までは、ここは箱館、と書いてハコダテ、と呼んでいたそうだ。
そのなごり、
箱館奉行所後の立て看板が、ここにひっそりと残っている。

さーーて(^-^;;;)。
本当に時間がなくなってきた。
いかんいかん。さっさと行かねば。……という事で、ここから南下する事に。
途中、日和坂を登り、左折して南下。すると、八幡坂に突き当たる。
そこからさらに南下すると……

■ チャチャ坂 ■
思えば遠くに来たもんだぁ(A ̄▽ ̄;)(コラ
さて、皆さんは、何故この坂がチャチャというか御存じだろうか。
このチャチャ、アイヌ語で『おじいさん』という意味なのだそうだ。
つまり、おじいさんのように腰をかがめないと登れない、という事から、
チャチャ坂、と呼ばれるようになったのだそうだ。
このチャチャ坂を下りに駅方面を見ると見えるのが大三坂。
この
大三坂の街路樹、ナナカマドは、秋には素晴らしく赤く色付くことから、
ここは日本の道百選にも選ばれている。
近くにカトリック元町教会があるのも、選定の理由でもある。

さて、長くなってきたので分けます(笑)。

今度は、函館ハリストス正教会へと向かいます〜(^^)/
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