〜札幌時計台〜

◆◆ 北海道旅行日記 小樽〜札幌編4 ◆◆

ホテルに戻ってすぐにレンタルサイクルを借りて札幌市街へと
移動する事にした。
雲行きがちょっと怪しい。
……うーん、まあ、降らないとは思うが、いや、降りませんように(笑)

とりあえず、札幌市街の地図を見てみる。
札幌駅北口へは、横断歩道をひとつ渡ってすぐなのだが、とにかく
放置(?)自転車がめちゃくちゃに多いので移動が困難な場所がある。
なので、駅方面を避け、東へ北八条通りを進み、創成川を南下する。

すると、テイセンボウルが見えてきた。
そのテイセンボウルの裏側に、テイセンホールがある。
っていうか、
ここは観光スポットぢゃねえだろ、とか突っ込みを
入れながら、とりあえず写真に収めておく事にした(笑)。

札幌中央郵便局を南下し通りすぎ、南三条通りを東に行くと
見えてくるのが『サッポロファクトリー』だ。
ああ、ちゃりんこだと小回りきくから移動がラクチン。

■ サッポロファクトリー ■

レンガ造りが美しい、ビール工場跡の煙突が目印のショッピングスポット
が、この
サッポロファクトリーだ。
ゲームの中では水着を買ってそそくさとプールに行ったりしてましたが、
はっきりいって、架空のプールを作るなら、このスポットを有効利用
したゲーム作りをしてもよかったのでは、と思えるほどの、複合ショッ
ピングセンターである。

レンガ館2階は「北のおみやげと工芸雑貨」を扱っており、銘菓やガラス
雑貨の店が15軒立ち並ぶ。

このサッポロファクトリーの中央部には、『札幌開拓使麦酒醸造所
がある。
1876年(明治6)に日本人による、初めてのビール醸造が始まった
場所だ。今は、工場とレストランが併設されている。
醸造所の2階では、仕込み設備の見学もでき、古い資料も拝見できる。
なにより、目をひくのが、褐色の巨大な煮沸釜だろう。
ここにある地ビールレストラン『ハリエット』では、当時の味を
再現した地ビールを味わえる。

また、あの有名なドイツの食器ブランド、マイセンの博物館があるのも
見逃せない。

さて、ここで数十分過ごした後、自転車で大通公園へと向かう。

いや〜〜、地図もさることながら、方位磁石の役立つこと役立つこと
結構迷いやすい体質のため、方位磁石は、私にとって必需品なのです。
これらを交互に見ながら大通公園を目指す。

■ 時計台 ■

またまたやってきました( ̄▽ ̄)

ここも、かなり写真に収めた場所だ。
道路の向こう側からだといい写真がとれ(却下)

……ってことで、今回はちと
変わった撮り方をしてみることにする。
毎回毎回同じアングルだと、さすがに飽きるのです。
ここも、車も人もめちゃくちゃに多いなあ。さすがは、札幌の誇る観光スポット。
正式名称は、『旧札幌農学校演武場』。
札幌農学校(現北海道大学)の二代目教頭の構想を元に、1878年(明治11)
に完成した。
1世紀以上ものあいだ、正確に時を刻み続ける時計台としては日本最古で、
アメリカ・ボストンの市、ハワード製。
1階には時計機械の歴史や仕組を、札幌農学校の資料を展示している。
建物は、天井がない小屋組の様式で、国内でも非常に稀で、永久保存
が国より約束されている。
ちなみに、時計の下には赤い五陵星がある。
これは、北海道の昔のシンボルマーク……開拓使の印だったものの名残だ。
時計の下や、屋根の頂上など、合計17もの五陵星が付けられている。
サッポロビールの社章にも使われるこの印には、何か深い縁があるように
思われた。
1998年9月に修復工事が終り、中も耐震構造を施され、展示物は、農学校
と時計台の歴史を振り返るものに一新されている。

この時計台を通りすぎると大通公園に出る。
……だがその前に、腹ごしらえといこう。

■ 味の時計台 駅前店 ■

この店は、かなり
分かりにくい所にある。
場所としては、時計台から、ひとつ西側へ建物を挟んだ大通りにある。
西正面には札幌グランドホテルが見えるので、時計台と共に、目印
として使うと見つけ易い。
ここは、特大のチャーシューが名物のジャンボチャーシューメンが
人気のお店だ。
村山元首相が、当時、首相として店に来ただとか、チューヤンが
働いてた事があるとか、華やかな話題も事欠かないお店でもある。
味噌ホタテラーメンは、コクのある味噌にバターが溶け込んでなかなか
美味しそう〜〜(^^)
しかも、でかいホタテがみっつも〜〜
……でも私が選んだのわ。

とんこつチャーシューとライスね〜〜』(あれ)

いや、これがなかなかイケるんですよ、とんこつも(^-^;)。
とんこつの濃厚スープとチャーシューが口の中でとろけます。
ああ、来てよかった(笑)
ちなみに、タラバニラーメンは2000円でございます。
懐に余裕があれば、こんなのもいかがですか?
また、4食いり1000円のおみやげラーメンもあります。

……ふう、食った食った。
では、改めて、大通公園へ……
行こうとして間違えて、赤レンガへとたどり着く。あれ?( ̄▽ ̄;)

■ 赤レンガ ■

1888年(明治21)に建てられたネオバロック建築として有名なこの
北海道庁旧本庁舎』、ここは昔から赤レンガとして親しまれている。
1999年に屋根の吹き替えが終り、また美しくなったような感じだ。
開拓の指導を受けた、アメリカの州議事堂をモデルに作られたと言われて
いるが、はてさて。
内部は、道立文書館になっている。
8月には池にスイレンが咲く。これも、観光客に人気がある。

と、ここも、しっかりと撮った。
中の文書館に立ちよる暇もないので、ここから南下し、大通公園へ。

■ 大通公園 ■

今度こそ、大通公園(^-^;)

いつも、札幌という街をうらやましく思います。
こんなに広く大きい
憩いの場があるのですから。
これだけ広ければ、色々と楽しむ事ができるだろうなあ。
都会のオアシスとも言えるこの公園は、西1丁目から西11丁目まで
まっすぐに続いており、区画ごとにガラリと雰囲気を変える所でもある。
札幌創始者の像や、クジラ山などと言われる小山が昔からあり、
こういったものを散策していくのも面白い。
西3丁目には地元出身の彫刻家、本郷新の「泉の像」があり、西8丁目
には、イサム・ノグチ作の「滑り台」などもある。

ここで、動物愛護の署名を求める運動が行われていた。
保険所で殺されてしまう数多くの動物達が、この札幌でも激増している
らしく、それに対して、札幌市は、これといった対策をまるでせず、
ただ殺すに任せている状況らしい。
痩せっちょにゃんこが、ふらふらと公園へと入ってしまい、獣医さんが
慌てて連れ戻す。
……そんな可愛らしい小犬や猫につられて、ついつい署名(笑)
まあ、わんこやにゃんこが可愛かったからいいか(^^;)

最近、札幌テレビ塔が改装工事を終え、新にお目見えしたらしい……が。
なに、あの
は( ̄▽ ̄;)
空の青に打ち消されて2階、3階層が目立たなくなって、ちと不安
というか、不思議というか、奇妙というか、そんな感覚を感じます。
前の方がよかったなあ……白の方が……

まあ、それを今ぐだぐだ言っても仕方がないので、とりあえず置いといて
次へと向かう事にする。

■ 二条市場 ■

二条市場に着いた頃には、日も暮れかけていた。
この市場には、
数多くの豆電球がついており、かなり明るく、賑やか
な印象を与えている。
海の幸、山の幸がごまんと並び、店は60軒はくだらない。
食堂も数軒あり、新鮮な丼ものも味わえる。
ここは、大きな通りぞいにあり、信号の変りも、車の通りも激しいので
気を付けていきましょう。
これは聞いた話だが、この市場では、威勢のいいかけ声が響いているが、
買物はそういったかけ声は控えめで、値引きよりも手に取って商品を
吟味できるお店にした方がいいらしい。


さて、次は、夜の札幌へと移ります。

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